昨年の韓国映画輸出額 日本向け82%激減 2007年1月23日(火)17:10 【ソウル23日原田正隆】昨年の韓国映画の輸出額が前年比で68%も減少したことが、韓国映画振興委員会の調べで分かった。特に日本向けは82%の激減ぶりで、韓国メディアは「『韓流』ならぬ『寒流』だ」と、海外での韓国映画ブームの衰退を嘆いている。
その昔、ナタ・デ・ココブームの火付け役となった記事を書いた方が、
ブーム過ぎ去りし後の生産現場を訪れるというドキュメンタリー番組を見たことがあります。
ナタ・デ・ココはフィリピンの伝統食なのですが、そう頻繁に作るようなものではなかったのだそうです。
ところが日本での需要の急増を受け、これに乗じて一儲け企もうという輩が
「ブームはあと10年続く」「ナタ・デ・ココはは精密機械の製造に使われるんだ」だの、
根拠のない言葉でフィリピンの人々をそそのかして、借金をさせてまで工場やら建てさせたものだから、
ブームが終わり需要が激減すると、人々は多額の負債に苦しむこととなりました。
その記者の方は「こんなおいしいデザートがあるよ。」程度の気持ちで記事を書いたわけですが、
多額の債務に苦しむ方を目の当たりにして、言葉を失っていました。
日本人の「きまぐれな胃袋」は、何の罪もないフィリピンの良民の方々を振り回し、
苦しめる結果になってしまったというわけです。
最近の納豆といい、韓流ブームといい、我々日本人は、そのきまぐれで
どこかの誰かを苦しめていることを自覚すべきなのかもしれません。