何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

獅子身中の虫

中国当局は、観光客などから受ける損傷から「万里の長城」を保護するため、監視チームを立ち上げた。 16日付のチャイナ・デーリー紙が報じた。万里の長城には毎年推定で1000万人ほどが訪れるが、ほとんどは北京からの観光に便利な八達嶺に集中。そのため、観光客による損傷が問題になっている。 チャイナ・デーリーによると、「八達嶺の長城は落書きでいっぱいの状況」。公開されていない部分を登る者も後を絶たない、という。 ただ、監視チームに加わった人々は、長城を訪れる観光客からの収入に頼っている地元出身であるため、監視に実効性があるのかどうかは不明。地元民の中には、非公開の部分にはしごをかけて有料で観光客に上らせたり、長城を自宅建設の材料にする者もいるとされる。

結局作った民族が長城を破壊してどうするのかと。