何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

枯木に花を咲かせましょう

「知っているぞ。あの男は見た事がある。間違いない・・・・。あの男はアッシュだ。」

 「アッシュだと?まさかあの『灰を撒く者』のアッシュか?」

 「そうだ。あの男が戦いに荷担した軍は必ず負けるという。
  だが、どんなに凄絶な戦いの後でも、ただ一人、奴だけは生き残るという噂だ・・・。」

日本ファルコムのRPG「ダイナソア」のプロローグから。
前から気になってたんですが、灰というのは基本的にアルカリ性です*1
そんなもんを地面に撒いたら、不毛になるどころか栄養になることが知られています。
花咲爺さんなわけですよ。


おそらく脚本家は「奴が通った跡にはペンペン草さえ生えないぜ。」というつもりで、
「アッシュ」なんてカッコイイ通り名を考えたつもりだったのでしょうが、
実は全く逆だったわけです。

*1:そもそも「アルカリ」という言葉は、アラビア語で「木の灰」を意味する。