何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

なぜ

センター試験も終わったようで、新聞には出題された問題と回答例が掲載されています。
気が向いて古典の問題をちょっと見てみたんですが、文法問題はさっぱりだったものの、読解問題はそこそこいけました。
古文の勉強から遠ざかって久しいのですが、文脈をつかめるぐらいの学力はまだ残っていたようです。


古文の勉強というと、荒井を含め活用形や敬語表現などに悩まされた方も多いと思われます。
当時は「こんなことになんの意味があるんだ。」と、訳もわからずノートを取って、いまだに訳がわからんのも同じなのですが、
古文における厳格な敬語表現は主語と対象の関係をはっきりさせるため、
詳しい読解には必要不可欠である、と、その意義ぐらいは分かるようになりました。


惜しむらくは、高校にいた頃にこれに気づかなかったことなんですが、
そんなことはさておき、学ぶ意義をはっきりとさせるためには、一番単純なことではありますが、
まず「なぜ?」に答えることが大事なのかもしれません。