何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「LIFE LINE」

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 本日もMSXプログラムネタ。Mファン89年8月号より「LIFE LINE」です。
 畢竟、レトロゲームではよく見かける、15パズルの要領でレールを入れ替え、自機が脱線しないように導くゲームです。「ガッタンゴットン」や「チクタクバンバン」の仲間ですな。
 題名は手相の「生命線」ぐらいの意味です。レールを進む赤い軌跡は自機の寿命を示しており、スコアも「Years」と表されます。長く生き延びるほど高得点というわけです。
 他のこの手のゲームとの違いは、一度通ったレールの使い回しがきかないこと。一度通ってしまった十字レールは交差不能。ゲームが進むにつれ使えるレールが減っていくのと、さらにカーブレールの少なさもあってなかなか難しいです。ちなみに作者さんの最高記録は86歳だったとか。


 定番とも言える内容で無難に遊べる出来ですが、驚きなのは一画面プログラムであること。この手のゲームはリストの長さがたいがい二、三画面分くらいのあるものなんですが、なんと一画面に収まっています。


 ところでこの手のパネルを入れ替えるゲームは、フリック操作との相性が良いとおもうんですが、スマホタブレット用のこういうゲームはどれくらいあるもんなんでしょう。

穴損

 いつものようにメーラーを起動したら、アマゾンを名乗るサイトから「あなたのアカウントは停止されました」といったメールが届いてました。
 題名に「Re:」が付いている、アマゾンに登録していないメアド宛に届いている等々、あぁ、これはフィッシング詐欺か何かのメールだなと一見でわかる代物だったので即ゴミ箱に突っ込んでやりましたが、一番の決め手は送信元のサーバー名が「Annazon」となっていたことでした。エノケソかよ(おい)。

低い方の羽黒山に登ってきた

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羽黒と名の付く山は方々にあるみたいです。

GR III。Photoshop Elementsで縮小


 突然ですが羽黒山に登ってきました。といっても庄内にある出羽三山の方ではありません。村山市にある同じ名前の別の山です。
 場所は最上川の川っぱた。ここにも羽黒という山があるということはずいぶん前から知っていて気にはなっていたのですが、この度気が向いてようやく登ってきたのでありました。

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最上川美術館前の標柱。羽黒山と銘打つからには羽黒山に違いない。

 今回は東にある最上川美術館前からのルートで登ってきました。車も通れそうな砂利道をゆるやかに登っていくこと約20分、難なく山頂に到着です。2400段余りの石段はなく、五重塔がある方よりぐっと手軽に登れます(おい)。

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標高171.9m。山頂の羽黒神社。神社はこちらにもある。

 出羽三山同様、山頂には神社があり、なにがしかの信仰があっただろうことがうかがえます。山があるのは三ヶ瀬と隼の瀬に挟まれ最上川が180度に折れ曲がる「難所」。神社はかつての最上川舟運に携わる船頭たちからの崇敬が篤く、隼の瀬を抜けたらここに登って旅の無事を祈ったのだと伝わります。
 案内看板によれば、山頂は眺めが良いという評判でしたが、あいにく、茂る木立のおかげですっきり見通せるというほどではありませんでした。往時はもっと木も少なく、見晴らしも良かったのでしょう。なるほど、それなら川の様子を観察するならここはうってつけですし、船頭たちがこの山を深く信仰したというのはそういうことなのかと偲ばれました。
 山頂には現在三等三角点「羽黒山」が設置されてあります。有名な方にはありません(おい)。

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中腹から大淀方面を望む。現在はむしろこちらの方が眺めがいい(おい)

 なぜ羽黒山、という謎は分からずじまいでしたが、やはり三山合祭殿がある方と関係があるのかもしれません。こちらの羽黒神社の祭神は倉稲魂命で、出羽神社に祀られているのと同じ神様です。

「GO! VOLCANO」




 今回もMSXプログラムネタ。Mファン89年8月号から「GO! VOLCANO」です。


 一言で言えば疑似3Dのアクションゲームです。自機を操り、火山から飛んでくる噴石をひたすら避けましょう。噴石は誘導ミサイルという設定で、自機を狙いすまして飛んできます。自機の挙動には慣性と加速度が働くので、キーを押しすぎるとコントロールしきれなくなります。噴石にぶつかるとアウト。さらに勢い余って自機が画面からはみ出してしまってもアウトです。





 自機にはいちおう反撃手段があります。自機の上方にはバリアが浮遊してまして、これに噴石をぶつけると得点できます。しかしバリアは小さい上、動きを制御できないので、うまいこと当てるのは至難の業。プレイは避けに専念して、石が偶然バリアにぶつかるのを待つことになります。





 ゲーム自体は難しすぎて、今ひとつ面白さを感じません(おい)。ただしMSX2のカラーパレット切り替えを使った3Dアニメーションはそれらしく、火山に向かって飛んでいくかんじが出ています。
 カラーパレット切り替えによるアニメーションはMSX2ではおなじみの手法で、特にMSXファンではよく見かけるものでした。

金峯少年自然の家だけは金峯山のふもとにあります

www.yamagata-np.jp


 サイトと記事はあまり関係なく、山形県内には「~少年自然の家」と称する、青少年を対象とした野外活動学習施設がいくつかあります。荒井も小中学生の頃、林間学校で神室少年自然の家に行ったものですが、「神室」と称しているくせに所在地は神室連峰とは正反対に位置する真室川で、どこが神室なんだとおもったものでありました(おい)。
 ついでに「朝日少年自然の家」は左沢の国道458号線沿いで、「飯豊少年自然の家」は諏訪峠の国道113号線に近いところ。朝日連峰や飯豊連峰の山域からはまるきり離れたところにありまして。

「ゴッド・ファーザー愛のテーマ」を鳴らしてくる豆腐屋はいないのか

miyamoto-horn.jp


 映像作品とかで耳にすることのある豆腐屋のラッパはなんなんだろうと気になってググってみたら、宮本喇叭という楽器であることを知りました。さらにその会社がラッパ造りから発展して、現在はサイレンや警報器を作っていることまでわかりました(おい)。
 ついでに宮本警報器は現在宮本喇叭を製造していませんが、日本教育楽器というところが復刻したものを販売しているようです。


http://nkg-hamamatu.c.ooco.jp/#