何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「死霊戦線2」買った

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 とつぜんですがひさびさにMSX用ソフトを買いました。ファンファクトリー製作のRPG「死霊戦線2」です。
 ファンファクトリーは「アウトロイド」を作ったスタッフが立てた製作チームで、「シャウトマッチ」や「ドレイナー」等々、MSX向けにさまざまなオリジナル作品を送りだしています。本作もそうしたMSX発祥の作品で*1、前から気になっていたところ、先日駿河屋さんに品揃えされていたのを見かけてしまい、手に入れられるうちに買ってしまえと購入したわけです。
 そういうわけで無事確保はできたのですが、問題は前作をどうやって手に入れるか。今から見つけられるんだろうか?(泣)。

*1:後に88版も出てます。

今なら1000円カットにでも行くんでしょうかね

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 例によってお題と記事はあまり関係なく、その昔日本一周をしていた頃、髪がぼさぼさになったら役場の床屋に行ってました。大都市や県庁クラスの役場にも、けっこう理容所があるもんです。
 床屋は大型化できない商売です。ゆえにその土地のコミュニティに密接に結びついた場所になりやすく、寄ってみるとその土地ならではのおもしろい話など聞けたのかもしれませんが、逆によそ者が入るには敷居が高いことも確かでした。ですので都道府県庁巡りをしている流れの旅人がふらりと寄って髪を切ってもらうには、公共施設内にある床屋さんはなかなか都合がよかったのです。

白水公園に行ってきた

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 ひさびさに単車のオイル交換をしたあとのご機嫌うかがいで、東根市の白水川ダムに行ってきました。東根市でもこのあたりは一度も行ったことがなく、いちどは様子を見ておきたいとおもっていたのですが、例によって今回おもいたってようやく行ってきたのでありました。


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 ダムは東根市の東側、国道48号線から北側にちょっと離れたところにあります。国道から5キロぐらい山に分け入るとけっこうりっぱなダムとダム湖が現れまして、東根にこんな場所があったのかと軽い驚きをおぼえます。
 ダム湖の周辺には公園やキャンプ場が整備されています。公園は日当たりのよい芝生が広がり、四阿や水道もあって外飯をやるのにうってつけな雰囲気。そういうわけでここで外遊び道具を広げ、米を炊いて喰ってきました。


 実はキャンプ場の様子を見に行くのが目的だったのですが、堤体前にある公園をキャンプ場とかんちがいしてそこで引き返してしまい、肝心のキャンプ場を見物しそこねました。先達はあらまほしきことなり(泣)。


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 ついでにこれまた気になっていたわりに一度も行ったことのない黒伏高原にも行ってきました。名前だけは知っていたJANGLExJUNGLEスキー場の前からは北に黒伏山と岩壁がそびえているのが大きく見え、登りたい欲求をそそられます。また、ここから御所山に登れることもわかりまして、こちらにも行ってみたくなりました。
 帰りにはたまたま石崎山なる公園を発見。登ってみると岩稜の先に展望台がありまして、むこうに東根の町並みやサクランボのビニールハウス、月山なんかも見えました。同じ山形でもやはりまだまだ知らないことだらけです。

サイドビューアクション2題

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 1画面プログラムはまたたく間に打ちおわるので、入力済みのものはいくつかあるのですが、紹介文を書く方が実はたいへんだったりするのです(おい)。というわけで入力しおわっていた1画面プログラムのご紹介。
 一本目は「おーぼけーたの大冒険」。やはりMファン88年12月号掲載のサイドビューアクションです。これも内容はいたってシンプル。主人公おーぼけーたをあやつり、横から飛んでくるボールをかわしつづけるというもの。
 シンプルながらおーぼけーたはジャンプと左右移動が可能で、ボールの挙動は3種類。背景の床と天井が左に流れていくのが凝ってるところ。この手のゲームならではのテンポの良さと操作性の良さを備えており、けっこうおもしろく遊べます。


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 もう一本「デジタルランナー」はなんと1画面ですらない1行プログラム。ファンダム通信*1に掲載されていた作品です。数字の「1」と「0」で構成されたステージ上を、カーソルキーを使って左から右まで渡りきるのが目的です。ただし移動に決まりがあって、0の上では押したキーどおりに動くのですが、1の上では反転します。ルールは単純で、わかっているはずなのに、慣れないと全然先へ進めなくてもどかしい感じがこの作品の巧いところ。クリアするともれなく所要時間も表示されるところは抜かりがありません。
 どちらも単純ながら、ちょっとしたアイディアや工夫の妙を味わえる作品です。

*1:Mファンのプログラムコーナー「ファンダム」投稿者に配布された情報誌。当然プログラムを投稿しないと貰えなかったようです。先日たまたまTwitter上で見かけた画像にリストが載ってたんだい。

「MOJI」&「パドルくずしV3」

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 打ち終わったのにまだ紹介してないプログラムはまだあります。今回もMファン88年12月号からのご紹介、どちらもアイディアが見事な作品です。


 「MOJI」は一風変わったパズルゲームといえばいいのかアクションゲームといえばいいのか。同じ文字が並ぶ中、いくつか紛れ込んだ似た文字をすべてピックアップするというゲームです。たとえば「め」が並ぶ中にいくつか「ぬ」が混じっているので、これを全部見つけて指摘すればいいわけです。全部見つけるのにかかった時間が成績です。
 似た文字どうしをゲームに仕立て上げるという目のつけどころはもちろん、このゲームのうまいところは、クリアが自己申告制であるところ。全部見つけて指摘したぞとおもったらGRAPHキーを押すのですが、まだ残っていたりすると、残った文字の場所を明かされた上でゲームオーバーとなります。このおかげでゲームプレイに緊張感が生まれ、テンポよく遊べるようになってます。もし全部指摘したかを自動で判別してくれる仕様だったら、冗長になっていたでしょう。


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 「パドルくずしV3」は、逆ブロック崩しとか逆PONGとでもいった雰囲気のアクションゲームです。このゲームで崩すのはブロックではなく自分が動かすパドルのほう。パドルは飛び跳ねるブロックを打ち返すたびにどんどん短くなっていきまして、すっかり消えてしまうまで、ブロックを打ち漏らさないようにしなければなりません。
 一見ブロック崩しのようでありながら、このゲームは実質、卓球のラリーやお手玉の再現です。漏らさないよう打ち返せというのみならず、打ち返すごとに難易度が上がっていくのを、「パドルが短くなる」というビジュアルで直観的に表現したのが実に巧いです。


 どちらの作品もちょっとしたことなのですが、ちょっとしたアイディアをれっきとしたゲームに仕立てているところに感心しきり。「ゲームはアイディア」とはよくいったものですな。

箒買った

 部屋をそうじするために、先日ほうきをあがないました。
 もちろん家には掃除機やらフロアモップやらあるのですが、物置から持ってきたり使えるようセットしたりするのは以外と手間です(おい)。何よりとっちらかった荒井の部屋をそうじするには、床の上に置いてある机やら本やらをどかさなければならないため*1、もしやこちらのほうが使い勝手がよいのでないかと、いまさらながらローテクなほうきに目をつけた次第。わざわざ物置から持ってこなくていいよう、部屋の壁にフックを取り付け、引っかけておくことにしました。
 使ってみると案の定、掃除機以上に効果的でした。手に取ればすぐ使えるので、気になったところを手早く掃きとるのに躊躇がありません。さらに掃除機以上に小回りがきくので、床の上のものを片付けなくとも、あたりのほこりを掃きとるなんてこともお手のもの。モーターがないから騒音を気にする必要もありません。ほうきは優秀な道具だったんだなといまさらながら見直したのでありました。


 30年以上コンピューターとつきあっているせいか、荒井はハイテク製品やデジタル機器にある種の「不信感」を抱いてます。だからこうしたむかしながらのシンプルな道具に惹かれるのでしょう。

*1:ゆえにルンバなんてハイテク製品はつかえるはずもない(号泣)