何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ツーリングマップルあたり買ってもいいんだけどね

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 例によってお題と記事は関係なく、なんだかんだで一番使ってるのは国土地理院の2万5000分の1地形図の俺。カーナビやナビアプリは荒井の用途には全く適さないのですよ...
 ついでに個人的にその土地の道を覚える一番の方法は、気の向くままに走ってみることだとおもいます。気の向くままに寄り道や回り道を何度も繰り返すことで、自分は道を覚えてるようにおもいます(おい)。

白森に登ってきた

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 というわけで話は昨日の続き。念願の黒伏山登頂を果たしましたが、これで終わりではありません。黒伏山の北には白森という山があって、ガイドブック等では、こっちの方が眺めがいいからせっかくならここにも登ろう、てなかんじで紹介されています。さらに白森からは柴倉山方面に登山道が伸びているので、往路を通らずJUNGLExJUNGLEことスキー場前に戻ってこられるというのです。ならば行くしかないだろうということで、こちらの方に足を伸ばしたのでありました。


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 黒伏山からは緩やかな尾根道が続きます。途中のぬかるみ地帯で少し道がわかりづらくなった以外は道跡もしっかりしています。林の切れ間からは目指す白森がぼちぼちと見えますが、歩けど妙に近づいた感じがありません。振り返れば先ほど歩いてきた黒伏山の稜線が続いています。
 歩くうち山頂直下に到着。最後は急坂にしがみつくような登りが待っています。「白森は女性的な山容」とたとえられますが、きっとツンツンした女なんだろうとおもいます(おい)。


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 11時20分に白森山頂到着。広場や三角点があるでもなく、標柱がある以外は山頂らしからぬ山頂です。評判の展望は、遮るもののない大パノラマが広がるというものではありません。夏の淀んだ空気と雲のおかげか、西の方の眺めはいまひとつでした。


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 一方東側は、船形連峰の山々が手に取るようです。これから歩く柴倉山に至る尾根や、その奥の仙台カゴに白髪山、そして船底をひっくり返したような御所山の姿が控えます。去年は今いるところを、あの船底のてっぺんから眺めていたわけです。


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 山頂で湯を沸かし、カップ麺の昼食。汗をかいただけに塩辛いスープが腹にしみます。お手軽に撤収を済まし、12時ちょうどに山頂を出発。銭山・福禄山を経由する尾根を進みます。「やまがた百名山」のサイトでは、この区間が「刈り払いされておらず危険」と紹介されていますが、歩いたところ、この区間がもっともよく整備されていました(おい)。道は明瞭で迷うこともなく、勾配も緩やか。おまけにちょくちょく黒伏高原や船形連峰の眺めが広がるんですから、このへんが歩いて一番楽しかったのでした。


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 13時00分に福禄山到着。壊れて倒れていた標柱をデジカメに収め、いよいよ帰路に就きます。ここから柴倉山に至る尾根を10分ほど進むと分岐点が現れます。スキー場前に戻るには、ここの分岐を西へ。このあたりはブナの美林を堪能できますが、案内標識の類いがほとんどないので、慎重に道跡を追わなければなりません。


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 しばらく歩くと林が切れたところから、展望が開けました。本日何度も目にしたJUNGLExJUNGLEはもう間近です。振り返れば仙台カゴや最上カゴのあたりは雲がかかりつつありました。森の中に見える点は柳沢小屋でしょう。


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 帰路の難所は最後にやってきます。高低差350メートルにわたる急坂です。村山野川と赤水沢の間の狭い尾根をひたすら下っていかなければなりません。下りは登り以上に足に負担がかかりますし気も遣います。


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 かくして下り続けて約40分、大きくなった瀬音がゴールが近いことを教えてくれます。そして石伝いに村山野川を渡渉すれば仮設橋はすぐそこ。橋を渡って無事駐車場に戻ってきたのは14時50分。休憩込みで6時間半ほどの行程でした。


 案内標識が充実し、至ってよく整備されている御所山・観音寺コースと比べ、黒伏山は概してそれほど整備されていません。ですので御所山より標高が低いにもかかわらず、こちらの方が難易度は高いようにおもわれます。全行程道跡は付いてますが、地形図を持って行った方が安心でしょう。


 夏休みも真っ最中のお盆だというのに、登っている最中に遭遇したのは、駐車場にいた柴倉山に行くというおじさんだけで、それ以外の人間とは誰一人見かけませんでした(汗)。山上から、スキー場前の道路を車やバイクが山の方に向かっているのは何度も目にしましたが、やはりメジャーな御所山の方に行ってしまったのでしょうか。まぁ、混んでる山より空いてる山の方が歩いてて落ち着きますけど!(おい)

黒伏山に登ってきた

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 世間はお盆でどこに行っても混み合ってることは判っていましたが、登れるうちに登ろうぜと、先日黒伏山に登ってきました。
 黒伏山は船形連峰の前衛にあたる山で、東根市にあります。南側がすっぱりと切れ落ちた山容が特徴で、その異様な姿は遠くからでもはっきりとそれとわかります。去年御所山に登った際、間近にその姿を目にして、カッコイイ、これはぜひ登りたいとおもい、それで今回登ってきたというわけです。


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 切れ落ちた部分の正体は高さ300メートルにも及ぶ巨大な岩壁です。岩壁はロッククライミングの名所で、登攀ルートもあるのですが、荒井にそんな技術と度胸はありません(おい)。
 今回登ったのは、「JUNGLExJUNGLE」こと黒伏高原スキー場前から南麓をまわりこみ、稜線伝いに山頂を踏み、白森・銭山・福禄山を経由して、柴倉山登山道を下ってスキー場前に戻ってくるという周回コース。現在でこそ黒伏山登山道として定着したようですが、かつてはあまり整備もされていない玄人向けのルートで、その名残か、地形図にも道が一部載っていません。


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 8時20分に登山口最寄りのスキー場第4駐車場を出発。お盆だからそれなりに人がいるだろうとおもいきや、いたのは柴倉山に登るらしい方が一人だけ。けっこうメジャーな山だとおもっていただけに意外でした。
 ともあれ駐車場脇から伸びる小径を下り、仮設橋で村山野川を渡ると、程なく「大平黒伏コース登山口」の看板が現れます。本格的な登山道はここからです。


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 序盤は比較的平坦な道で森の中を進みます。道跡こそありますが、このルートが地形図に載っておらず、さらに標柱の類いがほとんどないので、道を見失わないよう気を遣いました。北に控えているはずのあのカッコイイ岩壁は、森が深くてさっぱり見えませんが、岩がちな登山道が、地続きであることを知らせてくれます。森の中を40分ほど歩いたところには、クライマー向けの登り口を示す小さな目印が取り付けられていました。


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 その直後、道が判りづらい場所などもありましたが、なんとかかんとか登山道をたどっていくと、感じのいいブナ林が現れます。小さな尾根を一つ越えたところの沢が最後の水場です。


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 9時35分に主稜線の西側、遅沢登山口との分岐点に出ます。本格的な登りはここから。高低差330メートル余の急登で、ロープ場なども現れます。ここですっかり汗だくになって、気付けばズボンがべしゃべしゃでした(泣)


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 40分ほどの登りで急登は終わり。林が切れて展望が開け、切れ落ちた稜線が目の前に迫り、眼下にはスキー場が一望です。あの岩壁の上に出てきたわけですな。岩壁のてっぺんに通じる小径もありますが、茂みで妙に判りづらく歩きづらくなっていた上、断崖の際々を危うく歩くようなところで足を踏み外したときが怖かったので、行くのはやめときました。
 途中林や茂みに遮られる箇所を挟みつつ、このあたりからぼちぼちと眺めが得られます。


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 そして10時35分に山頂到着。山頂は茂みの中の猫の額ほどの広場です。標柱と三角点があるだけで、展望はありません。ここで息を整え、眺めが良いと評判の白森を目指しますが、長くなったんで以下次回に続きます(おい)。

お盆怖い

 家に常備してあるジンジャエールが切れたので買いに行ったのですが、世間はお盆でどこに行くにも混んでいて、さらにみんな酒飲みにでも使うのかやまやの在庫もガラガラで、数件はしごする羽目になって、世間が休みの時に出かけるもんじゃないという念を新たにしたのでありました(泣)

とにかく速いマシン語ゲーム~その2

 ポケットバンク収録のマシン語作品はまだあります。今回は残る2本「ドライブゲーム」「モービーディック」のご紹介です。


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 「ドライブゲーム」は昔ながらのスクロールゲーム。プログラムポシェットの「DOWNDOWN」に代表される、縦スクロールで迫ってくる地形をキー捌きでかわしていくタイプのゲームです。シンプルなゲームながら、任意にスピードを決められたり、コースデータを変更できたり、何より完走するとエンディングがあるなど、ちょっと作りが良いです。


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 「モービーディック」は小説「白鯨」に着想を得たらしいアクションゲーム。しかし内容は全く違います。タコを操り白い鯨をやっつけるというゲームなんですが、ルールが少々特殊です。
 プレイヤーが操れるのはタコ壺のみ。できる操作はタコ壺の移動と、中からタコを放つのみです。
 放たれたタコはタコ壺を追いかけて移動します。この特性を利用してタコを誘導し、画面内全てのクラゲと接触させると、クラゲが鯨に突撃して代わりにやっつけてくれます。ちなみに鯨とタコがぶつかるとスコアが減り、0になるとゲームオーバーです。スコアは体力のかわりでもあるわけです。


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 作りはわりとおおざっぱで、練り切れていない部分や意味のないフィーチャーが目に付きます。ただしメインがマシン語だけに動作は至って快適。このゲームも演出には凝っていて、背景がスクロールします。白鯨と言ったら「ハーモニー」と「止め絵繰り返し」だろ(おい)。


 この叢書に掲載された作品は、内容こそシンプルながら、どれも操作性が良い上に、力の入った演出が目立ちます。動作速度で格段に優位にあるマシン語プログラムならでは、と感じさせてくれます。

マラスキャンはどこ行った

 テレビ番組とかで「話題のグランピングやってみました」というのをちょくちょく目にします。
 豪華なインテリアを備えた豪華な天幕でくつろいで、屋外で豪華な料理を喰う、というのがだいたいのあらましなんですが、その「豪華な料理」というのが、腕利きのシェフが特選素材でレストラン顔負けの料理を外で作って饗してくれるとかそういうもんでなくて、たいがいバーベキューというか単なる炭火焼き肉だったりするのを見て、あぁ、しょせん庶民の思い描くグラマラスとはその程度のものなんだなとおもったりしまして。


 個人的には、同じ料金でもっといい夕食付きプランの宿に泊まれるんじゃないかとおもったりしないこともなし(おい)。まぁ、外で煮炊きして喰うのは好きですけど。

納涼鳥兜山ツーリングということにしとこう

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 で、盆入り直前に新車となった(おい)DJEBEL200とともに行ってきたのは、蔵王でした。
 例によって夏休みのこの時期の日曜は暑いしどこも混み合うので、山奥に行くに限ります。さらに今月になってからまだひとつも山に登っていません。というわけで行きやすくて涼しくてそこそこに空いていそうなところということで、蔵王の鳥兜山(とりかぶとやま)に登ってくることにしたのでありました。


 鳥兜山は瀧山の一つ南にある山です。山頂直下までリフトやロープウェイが通じているので、そちらを使うこともできますが、今回はいちおう山歩きが目的なので、ふもとの蔵王中央高原から歩いて行くことにしました。まぁ、かなり端折ってはいるんだけどな(おい)。


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 スタートは以前瀧山に登ったときにも見た中央高原駅蔵王大権現堂前。前回はジュピアから上ノ台ゲレンデを登ってここまで来ましたが、今回はパス(おい)。蔵王林道でお手軽に到達です。権現様にお参りしたらドッコ沼の前に単車を駐め、登山開始。三五郎小屋を脇目に中央ゲレンデを登っていきます。お盆休みということで、今日はじゅっきー君をはじめとする県内人気のマスコットキャラが周辺に出没するということだったんですが、会えませんでした(泣)


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 さておき道は登山道と言うよりまるきりの遊歩道。だいたいの方はリフトやロープウェイで登ってしまうので、登ってるのは荒井くらいのものです。下りてくる人はそれなりにいましたが、登山装備ではない観光客の姿が目立ちました。


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 10分ほどの登りでロープウェイの鳥兜駅に到着。ここまで来れば山頂はすぐそこ。ロープウェイ駅の裏に回ればもう山頂です。標高1387メートル。瀧山より20メートルほど高いながらあっという間です(おい)。ドッコ沼からは120メートルほどの登り。山頂にはさっきの権現様や地蔵岳のお地蔵さんとともに蔵王の神として崇敬厚い、大黒様が祀られています。


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 楽しみにしていたのは抜群と評判の展望です。山頂からの眺めは噂どおりで、南には地蔵岳が間近に迫り、展望台からは瀧山とその麓の温泉街が望めます。奥には雲に埋もれながらも月山や朝日連峰が見え、さらには置賜の盆地まで望むことができました。


 蔵王中央高原はトレッキングコースが充実しているようで、山歩きを楽しむ方々の姿も目立ちます。今回はてっとりばやく鳥兜山に行ってきましたが、そのうち機会を作って、歩きに行ってみたいものです...今回がお手軽すぎたもんな(おい)。


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 帰りはドッコ沼で涼んできました。さすが標高1260メートルほどの高所ゆえ、至って快適なもんです。水辺では観光客や避暑客がくつろいでいましたが、たいそう混んでいるというほどでもありません。こういうところで日がな一日なにもせずにうだうだ過ごしたいぜ(おい)。