何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

生刑

その昔、死刑に対抗して、なにがなんでも生かし続ける刑罰なんてものがあったら、どんなもんだろうと考えたことがあります。
病気になろうが、死にたくなろうが、老衰しようが、様々な方法で延命処置をして生かし続けるという刑。もしこれを本人の意思とはお構いなしにするのであれば、ある意味死刑並に恐ろしい刑罰になるのでないかと。
死刑は生命を絶つという点で恐ろしいわけですが、生かし続ける刑というものがあったなら、人間の尊厳を無視するという点で恐ろしいものなのでしょう。まぁ、昔考えた妄想ということで。