何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

袖触れあうも

俳諧研究の第一人者で国文学者の尾形仂(おがた・つとむ)さんが26日死去した。89歳。葬儀・告別式は29日正午から川崎市麻生区高石1ノ23ノ8、百合丘セレモニーホールで、近親者だけで行う。喪主は長男敏明(としあき)氏。松尾芭蕉や与謝蕪村の実証的な研究で知られ、75年に「蕪村自筆句帳」で読売文学賞を受賞した。「座の文学」など著書多数。東京教育大教授と成城大教授を歴任。

どこかで見たことのある名前だと思ったら、
手持ちの角川文庫版「おくのほそ道」の訳注をやってた方でした。ご冥福をお祈りいたします。
自分はそれと意識せずとも、多かれ少なかれこんなふうにいろいろと、
知らないところで誰かのお世話になっているもんなんですなぁ。