何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

名付けられないということ

相次ぐ外資系企業の進出や業務内容の細分化によって、一昔前は見たこともなかったような肩書きが名刺に記されていることが多くなってきました。外回りの多い人などは、名刺交換をした際に「いったいこの肩書きはどういう役職なんだろう?」「この人は目の前にいるメンバーの中でどういう位置づけなんだろう?」と悩んだ経験があるのではないでしょうか?

陰陽師」では安倍晴明が「名前とは物事を縛る呪である」と言ってましたが、
名付けるということは、物事を識別して制限するための第一歩なのかもしれません。
徳ある人は名刺を肩書きで飾ったりしないらしいぞ荒井でした。