「ボエ〜」と擬音で歌わないばかりか*1「殺してやる!」とさえ言わない
アニメ版「ドラえもん」は個人的にノーですが、検閲だらけの最近の小学館版「ドラえもん」も実はあんまり好きではありません。
例えばいわゆる差別表現として、もともと「乞食」となっている台詞をことごとく別の言葉に書き換えてたりするのは有名な話で、
「『ホームレス』なんて『OH!スーパーミルクチャン』じゃあるまいし!」とか荒井は思ってしまうのであります*2。
しずちゃんはすぐ脱ぐし、ジャイアンはすぐに人を殴るし、のび太もドラえもんも桁外れの助平だし、スネ夫は表裏があるしと、
ある意味「ドラえもん」は非常に荒々しく、多分に「毒」を含んだ作品です。ただ、それこそが「ドラえもん」ならではの大きな魅力。
毒抜きされた「ドラえもん」なぞ、ただの出がらしにすぎんと荒井は思うのですが...