何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

発電所の仕組み

関西電力美浜原発3号機で4人が死亡し7人が重軽傷を負ったタービン建屋内の蒸気漏れ事故で、福井県敦賀署の捜査本部は10日、配管の破損部分が極端に薄くなっていたことなどに注目、業務上過失致死傷容疑での捜査を進める。経済産業省原子力安全・保安院も現地に派遣した検査官が調査を本格化させる。(共同通信

まずは亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
原子力発電とはいえ、核分裂反応を使って何をやっているのかというと、
結局お湯を沸かし、水蒸気で風車を回しているわけでして、そう考えますと、
「凄いことをやってる割に、行き着く先はやけに原始的なんだな」などと思ってみたり。
原発ゆえにやり玉に挙げられてるようですが(管理体制は追求されるべきだが)、
基本的に火力発電や地熱発電も同じ理屈ですので、そうである限り、
原発以外の方法でも、やけどする可能性はなきにしもあらずなわけです。


そうすると、化学反応で起電する「乾電池」はずいぶんハイテクだったわけで。