何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

続・好きな言葉はベゴと銀舎利

 「『将来の夢』への回答として、『なりたい職業』のみを求めるのはおかしいのではないか」という言説があります。
 これから連想して「『好きな言葉』への回答として、『座右の銘』のみを求めるのはおかしいのでないか」という言説におもい至りました。好きな言葉というのであれば、何も格言やことわざとかである必要はなく、ただ単に響きがいいとか、語感が気に入っているとか、目にするとうれしいからとか、そういう理由で選んだって悪くはないわけです。『サザエさん』のネタに、好きな言葉は「安い」「貰う」「タダ」というのがありましたが、こういうのでいいんです(おい)。

やまがたチョイすでよく宣伝してた

blogos.com


 ちょっと前まで山形国際ホテルがバイキング形式の毎日日替わりランチを売りにしてましたが、病気がはやりだしたあたりから週末限定になってましたっけ。どんなもんかそのうち食ってみたいとおもってたんですが、結局行かずじまいだったなぁ。

バラクラバというらしいです

 近年雪かきの際、目出し帽をかぶってるんですが、すごく具合がよいです。口と首と耳をすっぽり覆えるので、雪や冷気が入ってくる隙がありません。重宝するので冬場はいつも被ってたいくらいなんですが、最大の問題は見た目がアヤしいので被りっぱなしで人前に出られないこと(おい)。

「IT'S BAD」

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楽しいTVがある日もバリバリIt's so BAD(おい)

 プログラム自体は松の内に入力が終わっていましたが、他の仕事等でネタを書く時間が割けず、結局七草以降のご紹介となってしまいました。というわけで今年2本目のMSXプログラムはベーマガ86年9月号より「ITS' BAD」です。


 タイトルは田原のトシちゃんのヒット曲が元ネタのようです*1。タイトル画面ではそのトシちゃんの「It's BAD」の一節が流れますが、内容は歌詞とは全く関係のないだろう追いかけアクションゲームであります。版権大丈夫か(おい)。


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 仲良しの友だちGOOD君とBAD君。二人はいたずら魔女に捕まって別々の部屋に閉じ込められてしまいました。さて、二人は無事に再会できるでしょうか...というわけで、GOOD君とBAD君二人の主人公を同時に操作して、脱出するために必要なアイテム「白いコンタクト」を4つ集めましょう。コンタクトは部屋の中に落ちている宝箱の中に入っています。宝箱を開けるためには鍵が必要ですが、一度に一つしか持てません。それぞれの部屋ではお邪魔キャラがそれぞれうろつき回っていて、ぶつかるともちろんワンミスです。鍵を拾っては宝箱を開け、見事4つのコンタクトを集めればステージクリア。次の面へと進みます。宝箱の中には一定時間無敵になるアイテムもあって、そこそこの頻度で出現しますので、これをうまく利用できるかがクリアの鍵でしょう。
 挙動の異なるキャラの動きに注意を払いつつ、二人の主人公を同時に動かしアイテムを集めるという、頭のこんがらがるようなもどかしさがゲームの肝。グラフィックはなかなかきれいで、速度や操作性も必要十分。プログラムの読みやすさも良好。全体的によい出来で、けっこうおもしろいです。しかし編集部による寸評「チェッカーフラグ」での評価は「ありきたり」と手厳しいものでした。

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ゲームオーバー!
コンティニュー機能付きなので全ての面を拝むのは比較的容易だ。

 「一切参考にしていない」と作者さんはコメントしているものの、本作はどうしてもハドソンの名作アクションゲーム「バイナリィランド」を彷彿させます。「ありきたり」という評価は、当時それだけ「バイナリィランド」に似たような投稿ゲームプログラムが多かったということでもありました。複数のキャラクターを同時に動かすというアイディアは、誰でも発想しやすかったのかもしれません。
 その中で一歩飛び出るには、他にはないユニークなアイディアや独自性を備える必要がありました。そしてそれは誰でも容易にできることではなかったのです。

*1:作曲が久保田利伸さんだったということをついぞ先日知りました(大汗)

釣り百景では専門用語が見えるので重宝する

urbanlife.tokyo


 話題は微妙にきのうの続き。
 そのむかし与那国島で台湾のテレビ番組を見た時のこと。ドラマの台詞が全てテロップで表示されていて、中文がわからない荒井でも、漢字の字面を見てどういうことを言ってるのかなんとなく把握できたのが、初めてテロップが便利だなとおもった経験でした。
 過度のテロップは好きではありませんが、字幕放送の機能はけっこう利用します。台詞やナレーションが何言ってるかたまに聞き取れなかったりしても、字幕を見れば何を言っているのかが判るもんですから。

第1回開始当日読みました

www.yomiuri.co.jp


 例によってお題と記事はあまり関係なく、その昔文字放送が受信できるテレビなんてのがあった頃、各社は様々な文字放送サービスをやってたものです。今で言うデータ放送みたいなもんですな。
 そのサービスのひとつに、その日の「コボちゃん」を配信するというのがありました。スゲぇいいなとおもったもんですが、やってたのが関西のテレビ局だったので、山形ではその恩恵にあずかれず、悔しかったものでした。いちおう読売新聞購読してるのに(おい)。