本日もMSXプログラムネタ。今回はMファン89年7月号から「PUNCH MAN」です。
内容は至ってシンプル。迫り来る悪漢どもを、パンチでなぎ倒していくゲームです。敵はタフで、パンチを当ててもひっくり返るだけで、程なく起き上がってまた襲ってきます。何度かダウンさせるとようやくバタンキューです。逆にパンチを受けると体力ゲージを減らされた上、こちらが倒されてしまいます。体力がなくなればゲームオーバーとなります。
出てくる敵は三体。何も考えずに動くと囲まれて袋だたきになりやすいため、立ち回りには気をつけなければなりません。三体全てをバタンキューに追い込めば面クリア。全5面でオールクリアです。
オールBASICで組まれているためか、アクションゲームとしてはそれなりです。スピードはまずまず。操作性はそれほどでも。キーを押してからパンチが繰り出されるまでに遅延があって、やや違和感があります。敵の動きもそれほど凝ってはいません。
ただしシンプルな殴り合いゲームという内容は非常にわかりやすく、難しいことはよい意味で何もやっていないため、取っつきは悪くありません。パンチが出るのが遅くても、大ざっぱな操作で攻撃がけっこう決まるので、悪い奴をボコボコにするという爽快感はまずまず味わえます。
Mファン編集部では、回復アイテムを出現させる改造方法を紹介しています。適用すると残り体力が5を切った時点で回復アイテムが出現し、体力を全快できるようになります。非常に遊びやすくなるので推奨しときます。
庄内浜名物はチダイでなかったか
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例によってお題と記事は関係なく、鯛料理とタイ料理は似て非なるものだなぁとふと(おい)。
与蔵峠に行ってきた久々
GR III。Photoshop Elementsで縮小
こないだの日曜日、天気が良かったので眺めのいいところに行きたくなり、与蔵峠に行ってきました。
以前はちょいちょい出入りしていた感もあるのに、気づけば最後に訪れたのが3年前、羽根沢から山元までDJEBELで通り抜けたとき。すっかりごぶさたです。今回はひさびさに与蔵沼を見てこようと、羽根沢方面からのコースを歩いてきました。
羽根沢からの道は、ほぼ全行程がブナの森です。木陰の中にいれば真夏日の気温も残暑の日射しも感じません。森の間には始終風が吹き渡り、あたりの木々をざわざわと揺らします。与蔵沼までは急な上り下りもなく、歩きやすいことこの上なし、です。
今回は途中にある一等三角点にも寄ってきました。「やまがた百名山」にて「与蔵山」と称される根拠の一つであります。一等三角点のある場所は、眺めのよい場所が多いという「法則」どおり、与蔵峠はなかなか眺望に恵まれています。ブナの森が途切れた合間からはぼちぼちと四方の山並みや風景が望め、特にこの日は西の方に日本海がくっきり見えました。
与蔵峠いちばんの魅力は、海が見えることでしょう。「内陸と庄内を結ぶ古道」という地理や歴史上の位置づけとともに、「二つの異なる土地が出会う場所」という、峠の何たるかを端的に示してくれます。与蔵峠は平安時代の昔から、人々が行き交う道でした。多賀城から飽海に向かった人々も、この峰の上から眺める日本海の光景に、はるばる旅をしてきたという感を抱いたかもしれません。
峠道自体は歩くに全く問題のない状態ながら、そこに至るまでの林道が著しく傷んでおり、登山口までたどり着くのに難儀しました。特に湯の里林道の傷みが激しく、路面の至るところが流水で深くえぐれ、車で通るのに躊躇したくなるという有様で、登山道よりこちらの方がよほど苦戦したという(汗)。
看板によれば現在平田側への通り抜けは出来ない模様です。「やまがた百名山」に選ばれた「山」でもあるのですから、心配なく通れる程度には補修しておいてほしいなぁとおもいます。
例によってコースタイムを記しときます。今回はところどころで眺望を楽しみながらの急がない道中でしたので、ゆっくりめです。
10:20/羽根沢入り口-10:26/徒渉地点-10:33/ブナの巨木の道標-10:40/新庄盆地展望地-11:00/一等三角点分岐-11:01/一等三角点-11:20/74号鉄塔-11:29/つつじヶ丘-11:45/みはらし台-12:03/大芦沢コース合流地点-12:07/与蔵沼-12:30/与蔵沼発-12:33/大芦沢コース合流地点-12:44/みはらし台-12:55/つつじヶ丘-13:37/新庄盆地展望地-13:58/ブナの巨木の道標-14:04/徒渉地点-14:10/羽根沢入り口
続・周年魚
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秋の鮎は落ち鮎だから、舟形の「若鮎まつり」は「落ち鮎まつり」と言うべきだろとおもってたら、白鷹の鮎まつりが落ち鮎を売りにしていることを最近知りました(おい)。
どちらの鮎まつりも今年は開催見送りでしたな。
芋煮はもっぱら家で食う
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そういや山新のサイトの今の時期恒例、芋煮会天気予報が今期はまだないぞ。
「SYSTEM」
「落ち物パズル」というジャンルは、今やすっかりゲームの一大分野となった感があります。そのきっかけはなんと言っても「テトリス」でしょう。日本における「テトリス」の登場が1988年晩秋のこと。登場するやいなや、コンピューターゲーム界に一大旋風を巻き起こしたのは、皆さんご存じのとおりです。
これに続けとばかり、世間には「迫り来る物体を一定のルールに従い整列し消していくゲーム」こと、後に「落ち物パズル」と総称されるゲームが次々に現れ、にわかに玉石混淆百花繚乱といった様相を呈します。
その流行は当然自作ゲームにも及びました。ベーマガやMファンにも、数々の「落ち物」が掲載されたものです。今回ご紹介するファンダム作品「SYSTEM」は、Mファン89年7月号―「テトリス」ブームのまっただ中―に登場した落ち物パズルゲームです。
本作で消すのは、数字が書かれたブロックです。積み上げたブロックは「縦一列の総和の下一桁が0」、「横一行6個の総和の下一桁が0」「各列の総和の下一桁が全て同じ」になると消えます。こうしてブロックが限界以上に積み上がらないようにひたすら消していき、目標スコアに達すればゲームクリアとなります。一見ややこしそうですが、各行と列の和が常時表示されてますので直感的に理解できますし、遊んでみればルールはすんなり飲み込めます。
落ちてくるブロックの数には限りがあります。安い手ばかりでは目標スコアに届きません。難しい消し方のほうが高得点なので、各列全て同じを狙いつつ、横一行消しを中心に組むのが、効率よく得点を稼ぐコツです。計算が苦手なら、STOPキーでポーズがかけられるので、じっくり考えながら遊ぶことも可能です(おい)。
特筆すべきは「連鎖消し」をフィーチャーしているところでしょう。ブロックが消えた跡に落ち込んだブロックの和が、また消える条件を満たしていると、再びブロックが消えます。うまく積み込むのはもちろん、てきとうに積み上げてもけっこう連鎖が決まるので、気軽に大量消しのカタルシスが味わえます。
初めて落ちゲーに連鎖消しを持ち込んだ「コラムス」の登場が89年の春。それから何ヶ月と経っていない段階で、連鎖消しを実現した投稿プログラムは、非常に先取的と言えるでしょう。大量のブロックが次々と消える様は非常に気持ちが良く、ゲームの面白さが各段に増しています*1。
ルールのわかりやすさと、溜めて一気に消す気持ちよさ。落ち物ゲームの面白さとは、明快さと爽快さに集約されます。目新しさこそありませんが、その点本作には優れたものがあり、何度も遊びたくなる魅力を備えています。
*1:連鎖が進むごとに得点に倍率がかかるなんてボーナスも欲しかったが、そうすると瞬く間に目標スコアに達してしまうだろうから、それは欲張りというものだろう。
万札使わなくなりました
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つまりそれだけキャッシュレス決済が普及してきて、現金を持ち歩かずとも済むようになってきた、ということなんでしょうが、スマホケースは専用のものでないとぴったりはまらなかったり、本体がモデルチェンジすると使えなくなったりするもんですから、スマホ使ってたとしてもあんまり持ちたいという気が起きませんで...