何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ロ・スティーバレさんのランチセットが好きだった

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 ローソンのカルボナーラフェットチーネを使ってて旨いというイメージがあったのですが、それがかれこれ20年ほど前(おい)。おもえばスパゲティを含め、コンビニ弁当はコスパがあまりよくないので、近年はよほど食いたいものでもない限り買わなくなってしまいました。現在スパゲティは家で食うか、料理屋で食うかの二択です。
 パスタランチとは、単に旨いとか腹が満たされるだけではなく、こじゃれた場所で気の利いたものでも食べて、束の間だけ日常を忘れて癒やされたいみたいな欲求のはけ口でもあるので、そこをどうにかできないとコンビニスパゲティは太刀打ち難しいんじゃないかとおもいます(おい)

蔵王に登ってきた

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お釜はあんまりよく見えなかった

GR IIIで撮影。Photoshop Elementsで縮小


 ふもとが暑いもんだから、ちょっと高めの山に登ってこようと蔵王に行ってきました。今回の主な目的は地蔵山に登ってくることと、あわよくば熊野岳まで行ってくること。地蔵山にはロープウェイが通じているので、これを使うのが手っ取り早いんですが、片貝沼のあたりから登山道で登ることもできるというので、今回はこちらを使いました。パラダイスゲレンデのところからザンゲ坂を登り、地蔵山経由で熊野岳に至るというルートです。


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 さすがは山形屈指の観光名所にして百名山蔵王はどこにいても誰かしら人の気配があります。地蔵山にはこれまで2回ほど来たことがあるはずですが、どちらも真冬の樹氷シーズンでした。そのときは雪に埋まって首しか見えなかった蔵王地蔵尊像も、夏の今はすっかりその姿を拝めます。

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ワサ小屋跡から地蔵山方面を見たところ。地面が赤いぜ。

 地蔵山から熊野岳に至る登山道には、背の高い樹木もなく、火山らしい赤黒い岩と砂が目立ちます。登山道こそ整備されているものの、人気の山ゆえコースの分岐が多いのと、砂利で滑りやすいので、油断は禁物です。1700メートルを超える山の上はさすがに涼しく、風が吹くとTシャツ一枚では寒さを覚えるほどでした。


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 山の方にはずいぶん雲がかかっていたので眺めは期待しなかったのですが、それでもときどきガスが切れると、ふもとの村山地方の町並みや田園が見えました。空は真っ青で、気温は暑くもなく少々寒いくらい。天気にはそこそこ恵まれたようです。

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地蔵山の枯れトドマツ。百聞は一見にしかず

 冬には樹氷原となっているあたりを見渡すと、枯木が目立ちます。樹氷の骨格となっているアオモリトドマツの立ち枯れ問題が、近年深刻化していることは聞き及んでいます。雪がない時期だからその様子は一目瞭然でした。現在進めている定植活動がうまくいくことを期待せずにはいられません。


いちおうコースタイムは以下のとおりです。今回は休憩多めだw


10:12/片貝沼入り口-10:31/大黒様-10:48/ザンゲ坂-11:09/地蔵山頂駅・休憩-11:18/地蔵山頂駅出発-11:24/地蔵山山頂・休憩-11:42/地蔵山出発-11:52/ワサ小屋跡-12:10/熊野岳避難小屋-12:20/熊野岳山頂・休憩-12:48:熊野岳山頂出発-12:58/お釜・休憩-13:11/お釜出発-13:15/熊野岳避難小屋-13:32/ワサ小屋跡-13:45/地蔵山山頂-13:52/地蔵山頂駅・昼食-14:20/地蔵山頂駅出発-14:37/ザイラーコース入り口-14:50/大黒様-14:58/片貝沼入り口

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山頂駅併設のレストランでナポリタンを食う。身体が炭水化物を欲するんだぜ。

続・APS-Cで撮ってみた

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GRIII。Photoshop Elementsで縮小


 拙ブログの記録を見返していたら、この日だけ書いていないことに後日気がつきました。
 というわけで8月に撮った画像をてきとうに並べてごまかします(おい)。

「スイカわり」

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素足へと集める泡の脆さよりスイカは傷つきやすいから(違)

 そろそろ夏も終わりですがこの期に及んで夏っぽい作品のご紹介です(おい)。というわけで本日はMファン89年7月号より「スイカわり」です。


 本作はMファンではおなじみの名手Nu~さんによるスイカ割りゲームです。舞台は波が打ち寄せる砂浜。目的はこのどこかにあるスイカを探しだし叩き割ること。プレイヤーの位置こそ目に見えますが、スイカは表示されません。
 画面上部に「みぎ うえ」といった具合に表示されるのは、「ギャラリーの声援」こと、プレイヤーの現在地からみたスイカのありかです。これを頼りにスイカに近づき、ここぞという場所に来たらスペースキーを押しましょう。見事スイカが割れたら次のステージへ。なかったら再び同じステージをやり直しです。

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バシッという快音とともに見事命中。効果音もまた良いんだ。

 声援はかなり正確で、これに従っていればまず十中八九外すことはありません。これだけでしたらかんたんすぎてゲームになりませんが、そこはさすがNu~さんです。本作をおもしろくしているのは「打ち寄せる波」と「スイカの移動」というフィーチャーです。
 波は無意味に寄せては返しているのではありません。プレイヤーが波に巻き込まれるとその時点でアウトです。さらにスイカにはなぜか「足」が生えているという設定で、絶えず動き回っています。ですので常に波の動きに気を配りつつ、動き回るスイカを声援を頼りに追跡するという作業を同時にこなさなければ、スイカはいつまで経っても割れません。

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波の各パーツを色分け表示してみた。
この工夫には舌を巻く。

 技術面でも本作はおもしろいことをやっています。先が細くなっている波の表示は、MSX1のスプライトの水平方向表示制限を利用しています。長方形の同じ形のスプライトを縦に少しずらしながら横に並べて表示させると、優先順位の低い部分が欠け、先が細くなって見えるのです。各スプライトの色を変えたり、MSX2のスクリーン5モードで実行してみたりすると、このからくりがよく分かります。


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 スイカ割りゲームというものは、自作プログラムではちょくちょく見かけたような気がします。見えないという制約、標的を探り当てる駆け引き、命中した爽快感等々。スイカ割りのルールや醍醐味をどうコンピューターゲームに落とし込むかという命題には、多くの制作者を刺激するものがあったのかもしれません。
 本作は実際のスイカ割りとはかなり異なるものの、Nu~さんらしいツボを押さえた作りで、スリルとかもどかしさや気持ちよさとでもいえばいいのか、あぁ、これはなるほどスイカ割りのゲームだと納得させるものを感じます。

正直芋煮論争にはうんざりしている

zunny.jp


 芋煮はどっちでもいい派の荒井ですが、これまで50年近く山形で暮らしているのに、豚肉と醤油芋煮というものは見たことも食ったこともありません。「秘密のケンミンSHOW」みたいなもので、至極狭く限られたところの文化を、その地域の代表みたいに大きく採り上げているだけではないかという感が否めないというか。

今年も単車に乗りはじめた2020

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 今頃になって今年の単車乗り初めをしてきました。もう8月だというのに。ようやく!
 こんなに遅れた理由は、伸びてしまったチェーンの調整をサボっていたから(おい)。そうでなくとも18年も乗っているといろんなところにガタが来ますから、遠出に使うには心配になってくるわけですよ。


 ともあれ近場で乗る分には問題なさそうでしたが、セルスターターが使えなくなっていたので、バイク屋さんにバッテリーの交換をお願いしてきました。そろそろ新車の導入も考えてますが、DJEBEL今ないんですよな(泣)。