何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

タイヤ買った

 というわけで先日急遽買うことになってしまった冬タイヤが届いたというので、車屋さんに行ってきました。新しい冬タイヤは弾力もあるしブロックパターンもくっきりしてていいぜというのはさておき、新規購入ゆえサービスでやってもらったから、毎年この時期の恒例行事であるタイヤ交換をしなくていいもんだから楽で楽で(おい)

フォルテさぁ~ん!

 それできのう経塚山に登った際、シュトーレンというものをはじめて口にしたのでありました。昼食を仕入れたふもとのパン屋さんでスライスを売ってたので、カロリーが高そうだから山でのおやつにちょうどよさそうだとついでに買ってきた次第です。
 しかしながら喰いながらしきりにおもいだされたのが、銃器マニアの片メガネババァだったしりたというのが(おい)。


 肝心の食味はドライフルーツ入りのバターケーキみたいなかんじでした。

経塚山に行ってきた

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 あまりに天気がよかったもんですから、コストコにガソリンを詰めに行ったついで、上山にある経塚山に登ってきました。ここも前から気になってた割に、なかなか登ってなかったところです。
 上山市街地の西部は丘陵地帯で、標高300~400メートル程度の低山が並びます。近年市が押し出している「クアオルト」ウォーキングはこの地の利を活かしたもので、山歩きコースがあれこれ整備されています。今回登ってきた経塚山は、そんな丘陵地帯に属する里山のひとつです。


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 取り付きは以前確認済み。旧カミン前から温泉街を突っ切って、先日破産してしまった材木栄屋駐車場脇から延びる枝道に入って跨道橋で国道458号線を渡り、山の方へ進むとやがていかにもここが登山口だ、といったかんじのところが現れます。車が何台か停められるスペースがあるのでここにパジェロミニを停め、登山開始です。


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 登り始めたのが11時40分頃。道は概してよく整備されています。一部がクアオルトコースになっているため標識も充実していますが、里山の常で道が錯綜しています。地形図に載っている道と、案内看板に記されている道をすり合わせ、現在地を確認しながら進みます。
 登山道には幾つかの詩歌碑が設置されています。結城哀草果といった有名どころから、詩をたしなんだ住民など作者はさまざま。手描きのイラストが添えられた解説看板が良い味を出しています。登山口付近の案内看板には碑の位置が記されているので、デジカメ等に撮って参照できるようにしとくと便利です。


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 地図を見ながら登ること約20分で、無事標高398メートルの山頂に到着。あたりは雑木林でそれほど眺めは得られませんが、上山が輩出した歌人の代表・斎藤茂吉の句碑が設置されています。句碑の前に腰掛けて、ふもとで仕入れてきたパンで昼食*1。北西には葉を落とした木立の合間から石倉山が見えますが、現在そちらに向かう道はないようです。


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 帰りは往路とも少し違う道を歩いてきました。里山なので道はけっこう選べます。晩秋であたりの木々はすっかり葉を落とし、間から東の方に蔵王や瀧山が覗きます。冷たく澄んだ青空のもと、落ち葉を踏みながらすっかり見通しの良くなった林を歩くのは、晩秋のならではの楽しみです。


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 途中の水場で一息ついて、登山口に戻ってきたのが12時40分頃。およそ1時間ほどの行程でした。近くには他にもクアオルト等のルートが整備されていて、植物や風景等々が楽しめるようです*2。今回は手軽に登って下りてくるコースを歩いてきましたが、他のコースも気になるところです。上山は歩いて楽しめる場所につくづく恵まれてますなぁ。

*1:オーバルさんのあんこぱんとサンドイッチ旨かったぞ。

*2:山形屈指の怪奇スポットとされる滝不動もこの近く。

鮮魚古澤の鍋も喰ってきました




 たまたま機会に恵まれたので、天童で開催された平成鍋合戦に行ってきました。そこで最上川司さんと「乱川みちる」*1ことミッチー・チェンさんによるショーを見てきたのでありました。
 最上川司さんは直前に喉を痛めてしまい、現在歌えないという状態ながら、イベントを盛り上げたいということでステージに登場。これに助太刀するべくミッチーさんが急遽演歌歌手「乱川みちる」として、「まつぽいよ」のカヴァーを披露することにしたという話はSNSで知っていたので、興味をもって観覧したのでありますが、司さんが「筆談トークショー」と題して、声を出さずにトークや身振り手振りで場を盛り上げ、みちるさんが練習時間がわずか二日しかなかったにもかかわらず*2立派に仕上げた「まつぽいよ」を熱唱して会場を沸かせる様は、それは見事なものでありました。
 さすがはどちらもプロのエンターテイナー。その迫力や凄みに触れたようで、非常にいいものを拝ましてもらったのでありました。

*1:乱川とは天童と東根の境あたりにある川です。関山峠が源流で、河北町最上川に注ぎます。ついでに天童木工があるあたりの地名もたぶんこの川由来です。

*2:カヴァーを決定してから八文字屋(多分天童店)に行って、2000円のベスト盤を購入したそうです。

海老のうま煮が写ってる率が高い

dailyportalz.jp


 撮影技術の面から、昔風の食べ物サンプル写真の古さの理由を読み解いた記事。
 昔の食べ物のサンプル写真*1は、当時は間違いなく旨そうに見えたはずでした。それがなんで今見ると古びて見えるのだろうかということはかねてから不思議におもっていたことで、その理由が半分腑に落ちました。当時はそういう撮り方が旨さを引き立てるものとして主流だったわけです。昔風に撮るメソッドなんかあったらおもしろいなぁともおもっていたので、先にやられた感が(おい)。


 あと盛り付け方に立体感や密度感がないとか、「昔のご馳走」ゆえ、扱ってる食材に基本現在高級なものがないとか、バラエティや彩りが乏しいといった要因は間違いなくあるとおもいます。昔風の盛り付けノウハウ、というのもちょっと見てみたいもんで。

*1:数十年前の食器のパッケージ写真なんかもこういうやつのオン・パレードです。

行く途中DJEBELで立ちゴケしたこともおぼえてる

yamagatayama.com


 白鷹町の頭殿山は前から興味がありまして、登ってみたいとおもいつつ実際登山口や途中の尖山までは行ったことがあるんですが、まだ登頂を果たしてません。うちからだと微妙に遠くてなかなか日帰りしづらいゆえなんですが、来年は登りに行けるのやら。
 さておき黒鴨から頭殿山を越えて朝日鉱泉を経由するルートは、古くの朝日連峰登頂コースでありました。今回の旧ルート復活は、かつてのルートをたどって朝日連峰に登れるようになったということでもありますから、ぜひとも登ってみたいもんです。