何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

エドワード・D・モリスン談

市場に出すことのできる食品に含まれる放射性セシウムの基準値上限が1キログラム当たり500ベクレルから100ベクレルに厳格化されてから、すでに8カ月が過ぎた。これまでの検査では、新基準値を超えた食品は全体の1%程度しかなかった。しかし、水産物や原木シイタケなど一部の食品では基準値超えが続いているほか、安全性が確認されても風評被害にさらされるケースは後を絶たず、生産者らにとって先の見えない状態が続いている。

地獄への道は善意で舗装されているとでも言えばいいのか、
世間には悪事を請け負う秘密結社とか黒幕とか、
世界征服を企む帝国のようなあからさまな悪役みたいなものは存在してなくて、
「この世に悪があるとすればそれは人の心だ」とでも言うべきか、
かわりに「悪」というものは人の行動の意図せざる結果として発現することが断然多いわけで、
そういう意味では我々に偏在しているもんだとつくづく思う荒井でした。