何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「CROSS LINE」




 今回はショートプログラムなので、比較的すぐ入力と動作確認が終わりました。レビューはあいかわらず(号泣)。というわけでベーマガ93年2月号より「CROSS LINE」のご紹介。





 本作はいわゆる「ヘビゲー」です。軌跡を残しながら移動するヘビを操作し、フィールド内のエサを食べていきましょう。外壁や軌跡にぶつかればアウトです。ヘビゲーのおやくそくですな。
 もちろん90年代の作品ですから、何の捻りもないヘビゲーではありません。エサを獲ると自機の色が変わりそれまで描いていた軌跡が消え、また新たな軌跡を描き出します。消えたところは通常の地形として通過可能です。





 ところがもう一度エサを獲ると、やはりそれまで描いていた軌跡が消え、元の色の軌跡が復活します。こんな具合にエサを獲るたび二つの色の軌跡が入れ替わり出たり消えたりしますので、出現している軌跡にぶつからないようにするのはもちろんのこと、どこを通ったかを覚えて、前に描いた軌跡に阻まれないように動き回ることが重要となります。

「DISHONEST」。作者はかの名手Beta.Kさん

 …このルール、前にどこかで遊んだことあったなとふり返ったところ、以前当ブログで紹介したMファン掲載作品「DISHONEST」でした。エサを食べるごとに軌跡が入れ替わる。そのゲーム内容は「DISHONEST」とほぼ同じです。「DISHONEST」は89年の作品ですから、本作のアイディアは決して斬新なものではありません。

「CROSS LINE」ゲームオーバー画面。赤と青の軌跡が入り交じる様がきれい

 とはいえゲーム自体は作りが良く、遊びやすくできています。グラフィックは「DISHONEST」よりも綺麗で見やすいですし、操作方法もよりわかりやすいものとなっています。ですので楽しく遊べるのはむしろ本作の方。これはさすがMSXも末期に近い93年、後発だけのことはあるといったところでしょうか。