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伊東市で渦中の市長不信任案に関して、賛成派の市議に、酷似した筆跡の脅迫状が届いているというお話。
例によってお題と記事は全く関係なく、今から50年ほど前のテレビドラマでは、脅迫状や犯行声明とは、新聞や雑誌の活字を切り貼りして構成されるものでした。肉筆に頼らない文字を使うことで、筆跡から足が付くことを防ごうとしたわけですな。
実際の犯罪で使われたかどうかは知りませんが、字体も大きさもバラバラの文字が切り貼りされた手紙のビジュアルには、妙な怖さとポップさが同居していました。過去にけっこう見かけたということは、「これは脅迫状である」ということを一目で表現できる優れた様式だったのだろうとおもいます。
その後電子メールが一般的になるにつれ、まちまちな字で構成された「脅迫状」をドラマ等で見かけることもほとんどなくなりました。まぁ、日ペンの美子ちゃんのような美文字で書かれた脅迫状というのもイヤなもんがありますけど(おい)