
GR III。PhotoShop Elementsで縮小・色補正
というわけでまた鳥海山に登ってきました。晴天続きの7月末からうって変わって、8月上旬は雨の日が続きました。中旬はお盆の混雑を嫌ったおかげで、気づけば一月以上山とご無沙汰です。ふもとはまだ暑いし、歩いていなければ足が鈍ります。涼しくて登りごたえがあるところといったら、やはり鳥海山です(おい)。

今回は登りごたえ重視で大平コースを選択。大平から鳥海湖を経由し、千蛇谷で新山を目指します。
登山口に行ってみましたが、あたりは雲がかかっていて、見晴らしがよくありません。趣旨は足慣らしだというものの、眺めがなければやはり気分が上がらないものです。しかもガスが陽差しを遮っているのか、涼しいを通り越して薄ら寒い(泣)。このままブルーラインを下って象潟でラーメンでも食ってこようか…と逡巡し、終始こんな調子だったら途中で引き返そうかというくらいのやる気です。
やはり山形で一番高い山ですから、心身共に充実していなければ、登れる山ではありません。晴れるというラジオの天気予報に励まされ、とりあえず鳥海湖あたりまでは行ってみようじゃないか、と重い足を引きずり出発しました。

大平コースのいいところは、いちばん最初に最大の難所・伝石坂があることです。ここさえ乗り切ってしまえば、七五三掛まで難所らしい難所がないので気が楽です。見晴らし台から雲ばかりの日本海を見下ろし、笹っ葉の朝露でずぶ濡れになりながら清水大神ととよを通過。晴れていれば開放感抜群の河原宿は、ろくに眺めがありません。笙ヶ岳との分岐に出ても、真っ白なガスで新山は全く隠れ、すぐ下にあるはずの鳥海湖さえ見えませんでした。あの世はここにもあったのか(おい)。



進むうち天候が回復してきた
御浜に到着し、さて、これからどうしようかと山小屋の前で一息ついていると、徐々にガスが薄れ、陽が差してきました。あたりが暖かくなると、それだけでいくぶん元気が出てきます。さらにさっきまで全く見えなかった鳥海湖の水面もかすかに見えてきました。
これなら行けるんじゃないかなと立ち上がり、再び歩きだします。御田ヶ原を過ぎ七五三掛に近づく頃には、山頂付近にかかっていたガスが晴れ、さっきまで全く見えなかった新山がくっきりと見えてきました。こうなったらしめたもの。どうやら鳥海山は今日も荒井を迎え入れてくれたようです。




御室ではまだ開いている大物忌神社の本殿にお参りし、せっかくだからと荒神ヶ岳にも足を伸ばします。さいわい山頂付近のガスは晴れ、朝方さっぱり見えなかった飛島や日本海がはっきりと見えるようになってました。その後当然新山と七高山にも登頂。虫穴の陰で昼休憩を取り、外輪山を下って再び大平を目指します。

山頂を離れた頃から、新山のあたりは再びガスに隠れてしまいました。そのかわり日本海にかかる雲が消え、いつの間に男鹿の方まで見渡せるようになっていました。びしゃびしゃだった笹の葉も、すっかり露が落ちています。
この日の鳥海山は、進むほどに見どころを小出しにしてきたようです。おかげでモチベーションが下がることなく、狙いどおりに山頂を踏んで、歩きごたえのある山歩きを無事楽しんできたのでありました。

今回は数日前から、カーボローディングというものを少々意識して準備しました。2日前の夜食に買い置きの夏カノ麺を啜り、前日の昼餉は冷たい中華そばに半ライスを追加。当日の朝はカップ麺におにぎり二つ。事前に炭水化物を多めに摂っておくことで、登る力を蓄えようという腹づもりです*1。

その甲斐あってか、前回ひいこら言っていた千蛇谷が着実に登れました。楽々とではないものの、こんこんと途切れず力が湧いてきて、足が動くのです。少し意識するだけでこんなにも違うとは。山に登るなら、ご飯はしっかり食べなければいけません。
最後にいつものコースタイム。8月が雨続きだったおかげか、河原宿も鳥海湖も干上がってませんでした。
5:22/大平登山口-5:53/みはらし台-6:07/清水大神-6:18/とよ-6:32/河原宿-6:48/鳥海湖-7:09-7:20/御浜-7:32/御田ヶ原-7:58/七五三掛-8:25/千蛇谷-9:22-9:30/御室-9:45-10:00/荒神ヶ岳-10:22-10:35/山頂-11:01-11:15/虫穴-11:16-11:23/七高山-11:40/行者岳-11:55/伏拝岳-12:18-12:25/文殊岳-12:57/七五三掛-13:24/御田ヶ原-13:36-13:42/御浜-14:03/河原宿-14:24/とよ-14:29/清水大神-14:42-14:45/みはらし台-15:10/大平登山口


遊佐来たらどちらも寄りたい
*1:ただのラヲタの食生活だろと言うな。