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バイク屋さんに預けていた荒井のDJEBEL200の整備が先日終わり、手元に戻ってきたので、試し乗りしてきました。
当ブログや拙ウェブサイトで触れているとおり、荒井のDJEBELは走行距離10万キロを超えるポンコツです。日本一周するため20年以上前に買ったやつで、以来積極的に買い換える理由も機会もなく、なんとなく乗り続けております。
さすがに10万キロ以上も乗りますと、いろんなところがへたってきます。タイヤはツルツルでチェーンも伸び伸び。スプロケットもだいぶ摩耗しているという有様。ハンドルは曲がってますし*1、エンジンもいろんなところからオイルが染み出てます。

これはそろそろ年貢の納め時かと、新車の購入を検討するためバイク屋さんに行ってみたのですが、現在、新車は非常に手に入れづらいものとなっていました。新型感染症の流行以来、メーカーも生産量や販売チャンネルを限定するようになって、いつの間にやら単車は気軽に買えるものではなくなっていたらしい(号泣)。
その際せっかくだからとDJEBELの様子を見てもらったところ、整備すればまだまだ乗れるという診断が出て、だったらそうしてみるかということで、荒井のDJEBELはそのままバイク屋さんに預けることとなったのでありました。それが今年の五月頃。
で、七月の連休前に終わりましたよの連絡が来て、先日DJEBELを受け取ったのでありました。

戻ってきたDJEBELは見違えてました。「もう交換しないだろう」とおもっていた足回りはまさかの総取っ替え。オイルが染み出していたエンジンのガスケットは新しくなり、微妙な位置でないと点灯しなかった手元のブレーキランプレバーはしっかり再調整されています*2。以前二口峠あたりで立ちゴケしたとき曲がって以来そのままになっていたハンドルバーも、新しいのに交換されています。バイク屋さん曰く「また日本一周できるくらい整備した。」

最大の懸念はメーターが1周したエンジンの調子でした。やんばいポンコツになっているだろうとおもいきや、バイク屋さんの診断は「全然問題ない。」。もう一人、懇意にしてもらっている元単車用品店の店長さんも「回してみても調子が悪くなっている音がしない」と仰ってたので、DJEBEL200のエンジンは相当に堅牢なのでしょう。確かに10万キロ以上乗っていても、そんなあからさまに調子が悪くなったという感じはありません。いったいどれだけ頑丈なんだ…

ともあれ、さっそくご機嫌伺いで、いつも走っているようなところをあれこれ廻ってきました。しっかり整備されただけあって、足回りには何の不安もありません。エンジンもいつもどおり。走行距離10万キロを超えたあたりから、出先で不調になったときのことが心配で、あんまり積極的に乗らなくなってたんですが、これなら当面は気兼ねなく乗れそうです。ポンコツとはいえさすがは単車。まともに動かせると行ける場所が格段に増えます。これならまた探索や山登りの足に十分使えます。

DJEBEL200のような単車は現在ありません*3。メーターはもろアナログ式、燃料供給はキャブレター、しかもキックペダル*4でエンジンかけられるという、昔ながらの非常に機械然とした単車です。なのでポンコツになってもだましだまし動かせてしまいます*5。基盤や電装系が逝かれたらそれまでの現代の単車とは安心感が違います。

BSのテレビ番組とかで、レストアしながらひとつの車を大切に乗り続けるオーナーさんというのをたまに目にします。大切にしているかどうかはさておき…荒井もそうなってしまうんでしょうかねぇ。