
例によって入力し終わったMSXプログラムネタ。本日はベーマガ87年1月号より「ICE ROOM」です。
見た目はまさに当時よくあったタイプの固定画面ゲームです。ただしパズル要素は少なく、アクションゲームの性格が強いです。

舞台は氷の部屋・アイスルーム。自機を操り水晶を集め、部屋から脱出しましょう。部屋の中には敵がいます。自機とぶつかればワンミスです。敵が氷塊を壊しながら移動してくるのにも要注意です。
部屋の中には氷塊がいくつか転がっています。これを突き飛ばして敵にぶつけると、閉じ込めることができます。敵を3回閉じ込めると、水晶が現れます。

ただし水晶はそのままでは取れません。部屋の中には鍵も散らばっています。この鍵を持った状態で、初めて取れるようになります。部屋から脱出するには、各面一定の数の水晶を集めなければなりません。必要な数の水晶が集まると、ドアの色が水色に変わります。
さらに、水晶を集めただけではドアは開きません。それと一緒に全ての鍵も使っておく必要があります。くせ者なのは、鍵は1本ずつしか持てないこと。鍵を持った状態で2本目を拾うと、これもミスとなってしまいます。拾った鍵はドアまで行くことで、手放すことができます。ドアの場所は一定時間ごとに別の場所にワープします。
かくて全ての水晶と鍵を使ってドアにたどり着けば、ステージクリアとなります。

鍵がなければ水晶が取れませんので、水晶を取る前に鍵を全て使ってしまえば、その時点でクリアは不能となります。また、敵を閉じ込める手段を失うので、全ての水晶を手にする前に氷塊が全てなくなってもいけません。
…とまぁ、ルールが微妙に複雑です。「鍵を持っていないと水晶が取れない」「鍵を持った状態でさらに鍵を取るとミス」「敵はブロックを消しながら移動する」。これらルールをしっかり頭に入れておかないと、うっかりミスで足元をすくわれます。ルールの組み方としては巧妙なのでしょう。
しかしその割に、ゲームは至って淡泊。留意すべきことの多さに比して、展開は変化に乏しく単調です。さらにステージの氷塊の配置はランダムです。各面やることに変わりがなく、面ごとにこう解くという攻略法を編み出す面白さはありません。

…覚えることが多いわりに単調で、飽きるのは早かった
なので荒井はステージクリアできることが確認できた時点で面倒くさくなって、やめてしまいました(おい)。それなりに遊べることは確かなんですが薄味過ぎて、いまいち惹きつけられるものを感じませんでした。もっと先が見たくなる展開や、奥行きを与える工夫が欲しいところです。