何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「GREEN HAT」

グリーンベレーと違うのか(違)

 いつもどおり唐突に先日入力し終わったMSXプログラムネタ。本日はベーマガ85年6月号より「GREEN HAT」です。
 主人公を動かし、お金を袋に詰め込みましょう。お金は押せば動かせます。ツルハシは拾った分だけ壁を壊せます。邪魔してくる敵は、リンゴをぶつけて足止めしたり、お金と地形等で挟んでやっつけてしまいましょう。全てのお金を回収すればステージクリア。全6面でオールクリアです。

ゲーム開始。またたく間に制限時間が減るのでうかうかできない。

 …とまぁ、定番中のド定番、「フラッピー」「倉庫番」風の固定画面パズルです。この手のパズルは当時それこそ掃いて捨てるほどの作品が作られています。ですのでどこに独自要素を加えるかとか、いかに差別化を図るかが重要でした。本作の場合、ツルハシや敵への対処法に工夫の跡が見られます。新鮮さはありませんが、定番らしい定番だけに、ゲーム自体はそれなりに遊べます。

リンゴをぶつける。操作性が悪くきわどい操作は望むべくもないのが残念。

 ルール自体は悪くないんですが、全体的な詰めの甘さは非常に気になります。操作性はよくありません。反応も動作速度も迅速ではないため、方向転換やリンゴを投げつけるのが間に合わず、敵にやられることがしばしばです。そして作者コメントにあるとおり、お金で挟む際、タイミングによっては敵がすり抜けます。微妙な操作ができないので、操作していてストレスが溜まります。

ゲーム起動中。文字フォントが書き換わる様が見られる。
再実行の度に見させられるのは煩わしい

 それ以上の問題点は、システム周りの不備です。ハマる局面が多いのに、ギブアップ機能もリトライ機能もありません。やられたあとのリスタートも、配置が初期化されない状態で再開されるので、実質一度ハマればそれまでです。そしてやられたらタイム切れを待つか、Breakして再びRUNしろというのは、不親切と言われても仕方ありません*1





 「チェッカーフラグ」によれば、影さんがスクリーンショットを撮るのに1日かかっていたとか。編集部を手こずらせるようなパズルゲームは読者好みでもあるということなんですが、手こずった理由はパズルの難易度だけではないような気もします(おい)

お金で挟んで撃退成功。敵を倒せるのはよいフィーチャー

 作者さんは先日ご紹介した「CAPTAIN AKAMARU」と同じ方のようです。それだけにグラフィックがなかなかきれいです。主人公はAKAMARUのキャラっぽいですが、自分も敵キャラにも名前はありません。
 さらに本作の作者さんの名前は、なんとあの「グロリアスフォース」の作者さんと同じだったりします。もしや同一人物なのか。かねがね気になってるんですけど…

*1:さらにRUNしてからゲームが始まるまでけっこう時間がかかる。