何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

あんずジャムまた作った2024

今年の成果

 というわけで、今年もあんずでジャムやらシロップ漬けやら作りました。今年は結局4キロほど仕入れて、半分より心持ち多いくらいがジャム、残りがシロップ漬けとなりました。シロップ漬けは半分ほどを干しあんずにする予定です。今年で6年ほど作り続け、多少は作り方をおぼえましたが、いまだできあがりの分量が読めません(おい)。
 あんずの旬は非常に短いです。6月の下旬から7月の上旬にかけてのいいとこ2週間程度。山形ではさくらんぼの最盛期が終わり、梅が最盛期を迎えるまでのわずかな間に出回ります。日持ちもよくはありません。年中食べ続けたいなら、この2週間の間に、1年分をしっかり仕込んでしまわなければなりません。
 あんずは生食よりも、加工品の方がはるかになじみが深いです。それは生で食べるより加工した方がおいしいという性質のみならず、この極めて旬の短い果物を無駄にせず年中食べたい、と願った先人たちの智慧の所産なのだとおもいます。