爆弾が転がる部屋に放り込まれたという設定です。
Nu～さん特集とおもいきや、その前に本日はMファン91年9月号より「CRAZY ROOM」のご紹介(おい)。
主人公ポン助を操り、転がってくる爆弾をひたすら避けましょう。爆弾はそれぞれがさまざまなスピードや角度で転がってくるほか、時間経過でどんどん増えます。当たればゲームオーバー。画面上部で回っているカウンターは点数。長く生き延びるほど高得点です。ヘタに動き回るよりも、なるべく動かず爆弾の軌道を読み、近づいてきたら最小限の動きでかわすのがよさそうです。
この手のゲームは操作性やスピードの善し悪しがてきめんに面白さを左右します。その点本作は極めて良好。操作性も速度も申し分ありません。プログラムの主要部分がマシン語で組まれてある恩恵です。爆弾がどんどん増えるルールが、ゲームをよりエキサイテイングにしています。
経時で変わる背景とどんどんシビアになる弾幕がゲームを面白くしている
類似したコンセプトの作品として、Mファンの秀作「ゲームの真髄」やはるか前にちょっとだけ紹介した「脱走〜宇宙編〜」なんてのがありますが、本作はそのどれよりもシンプルながら、そのシンプルさゆえにストレートなおもしろさがあります。まさにシンプル・イズ・ベストなアクションゲームです。
