何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

今年もシロップ漬け作りはじめました2022

色が黒いのは黒糖使ったせいです

 今年も季節になったので、杏のシロップ漬けとジャムを作ってみました。
 これまでの経験から、山形で杏が出回り始めるのは毎年さくらんぼの終いが近づき、かわりに梅が目立ち始める頃。というわけで7月初日によってけポポラやらアグリランドやら見てきたのですが、今年はそちらにはまだありませんでした。見つかったのは大江の道の駅併設の産直「耕せおおえ」。さしあたり3パック、重さにして1.5kg足らずを買い込み、いそいそと家に戻って加工を始めたのでありました。

あんずの実。山形では買える場所と期間がごく限られてます。

 いつもどおり杏のヘタを取って半分に割り、種を取って下ごしらえ。半分ほどを生で使って、残りを100℃に温めたオーブンに45分突っ込み、セミドライにします。生の分はシロップ漬け。レシピは例によってJA全農長野のものを参考にしつつ、これまでとはいろいろ変えてみました。果実の歯ごたえを残したいので、実は湯通しせず、そのまま使います。煮沸消毒も時間を計って最小限にとどめます。一番の違いはシロップに黒糖を使ってみたこと。グラニュー糖や洗双糖とはまた違った味を試してみたいゆえです(おい)。また、セミドライにした果実を使ったシロップ漬けも試しに作ってみました。

セミドライ加工したところ。去年の轍は踏まないぜ

 残りのセミドライ分はジャムにします。乾燥後の重量で約430g。これに約40%の砂糖を加え、適宜煮詰めるというお手軽なレシピです。かくして450ml瓶3本分のシロップ漬けと、300ml瓶1本と少々のジャムができあがりました。


 今回はとりあえず食べる分を作ったというかんじです。今年はシロップ漬けは控えめにして、ジャムをもうちょっと多めに、そしてできれば干しあんずでも作れないかなぁとおもっております。