何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

二口峠に行ってきた2021年初

いつもの展望地から。今年も通れるぜ

GR III。PhotoShop Elementsで縮小


 先日の7月31日に林道が再開通したというので、こないだあわてて二口峠に行ってきました。全線舗装化の賜物か、ここ数年は安定して通れるようになっていて、夏休みシーズンに合わせて開通しています*1。去年はろくろく出入りしなかったので、今年は去年の分も出入りしてやろうと企んでいる次第です。








 さしあたり今回は様子見だと、馬形からビジターセンターまで走ってきました。はやり病も気になりますから、街中や人のいるところには近づけません。
 いつの間にやら七滝のゲートは消えていました。番所跡の入り口は、前は知らないと見過ごしてしまうようなところだったんですが、新しく標識ができてすっかりわかりやすくなっています。

秋保側の見どころいろいろ。姉滝を下から見たのは初めてだな

 それにしても峠は涼しいです。水場がそこかしこにありますし、緑や沢が近くにあるおかげか、涼める場所に困りません。ふもとが35℃を越える猛暑でも、単車で駆ければ涼しい風が吹き抜けます。そういえば二口峠が仙台から山形に五十集物をもたらす道としても使われていたのは、距離の短さとこの涼しさを恃んでのことでした。

峠の鹽竃大明神碑。海と峠の繋がりを今に伝える史跡だ。

 二口峠が通れると、二口山塊の山々へのアクセスが格段にやりやすくなります。小東岳三方倉山に登れたのは、登山口まで容易に行けたからに他なりません。いろいろ登りたいルートはあるんですが、今年こそは大東岳に登りたいもんで。

糸岳を眺める。今度は望洋平から登りたい。

*1:未舗装の方が走っておもしろいけどね!