何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

アルファ米で茶飯を作った

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おなじみ尾西アルファ米。お世話になります。

 こないだ雨呼山に登った際、かねがね試してみようとおもってたことをやってみました。アルファ米で茶飯を作るというものです。
 アルファ米はお湯や水で戻して食べるご飯です。その簡便さや扱いやすさ、日持ちの良さから、山登りではおなじみの食料です。
 通常は熱湯で戻すのですが、トマトジュースやスープ等で戻すこともできまして、そうすると味に変化が付けられます。そういうわけで緑茶で白飯を戻したら茶飯にできるんでないかとおもいついた次第です。


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 といっても特別なことはやりません。山に登る前にアルファ米一袋に茶葉を小さじ一杯加え、東漸寺の水場で水を規定量注いで封をしただけ(おい)。お湯よりも時間のかかる水で戻したのは、茶は水出しした方が旨みが出るということと、歩き始めて山頂に着く頃に食べ頃を迎えるという算段から。生米を炊く場合は酒や塩なども入れるのですが、今回はアルコールを飛ばせないため酒は使いません。

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できあがり。適当に塩を振って食べます

 結果から言うと、なかなか巧くできました。茶の味がはっきり出ます。むしろ自分で茶を淹れて炊いた場合よりも茶の味が強くてよいんじゃないかと(号泣)。まぁ、炊いた茶飯には炊いた茶飯の旨さがあるんですが、材料を混ぜて注いで待つだけでこれだけのものができるなら、作り方の一つとして覚えておいて損はありません。
 アルファ米は他にもピラフや味付きご飯などの様々な種類が揃ってます。戻すための水やお湯を他のものに変えるだけでバリエーションが付けられるので、他にもいろいろ試してみたくなりますな。