何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

晒を買った話

 しばらく前、手芸屋さんで晒を買う機会がありました。用途は万年筆のペン先を拭いたり、山道具を磨いたり等々の手入れ用。そんなに長さは必要なかったのでありますが、品揃えされているのが長さ10mのものだけだったので、そのときはやむをえず、その10mのやつを買って帰ってきたのでありました。
 ところがその後、疫病対策で既製品のマスクが品薄になり、続いてゴム紐やらガーゼやらといった自作用の材料も品薄になったことはみなさんご存じのとおりですが、その際荒井は買い置きの10mのおかげで、事なきを得たのでありました。結果としては買っといてよかったのでありますが、後々何が役立つことになるかなんて、そのときはわからんもんですな。