何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

手帳は使わない主義です

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 山形の味として芋煮やだしが出てくるのは当然のことなんですが「味付けに味マルジュウを使うのが決め手」みたいなコメントが付いているのを見て、「山形の味」とは畢竟味マルジュウを挙げときゃ済むのでないかとふとおもったりおもわなかったり(おい)。


 味マルジュウの人気ぶりは恐ろしいものがあります。スーパーとかで味マルジュウが特売品になっていたりすると、来客の勢いがまず違います。お一人様一本の制限があったりすると、家族連れが一人一本味マルジュウの1.8リッターボトルを持ってレジに向かうのは当然の光景。開店と同時に台車満載の味マルジュウが、みるみる空になりまして、なくなるたびにバックヤードにスタンバっていた在庫を引っ張り出してきたことも数知れず。特売日の前には運搬用パレットの上に味マルジュウが山積みです。スーパーで働いていた荒井が言うんですから嘘じゃありません。
 山形県民にとって味マルジュウとはもはや麻薬みたいなもんです。確かに便利ではありますが、入れたとたんに味マルジュウ味に豹変するという、いわばマヨネーズみたいなもので、果たしてそんなシロモノを自慢げにおらだの味と誇ってよいのかと、山形県民荒井は複雑な思いに駆られるのです(おい)。


 気づけば今年も聖誕節前夜。今日ぐらいは世界が平和でありますように。そして子供らに明るい未来を。