何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

久々に肘折に行ってきた

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 先日「11月になって国道458号線十部一峠が通れるようになるかもしれない。」という情報を仕入れたので様子を見に行ったのですが、残念ながら通行止めは解除されておらず、せっかくだからと久々に肘折温泉に寄ってきたのでありました。

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 どうせ行くなら見慣れぬところがいいということで、行ったのは地蔵倉。458号線肘折側ゲートのところから見える、断崖のはるか上の方に見える遊歩道の先にあります。はじめて十部一峠を訪ねたときから、上の方に何かあるなと気にはなっていたのですが、実際に登るのは今回が初です。

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 地蔵倉は肘折温泉開湯伝説が残る聖地です。今でもしばしば地区の催しや祭礼などが開かれますが、今日は荒井以外に歩いている人はなし。登り口はゲート付近にあります。遊歩道のガードレールは冬を前にすっかり取り払われ、一歩踏み外したらひとたまりもありません。
 そのぶん眺めは格別のものがあります。谷底にある温泉街こそ見えませんが、肘折カルデラや銅山川がよく見えます。月山や葉山も望めるということでしたが、下り坂の天気のせいか、今日は雲に隠れていました。
 感慨深かったのは、国道458号線が見えること。ふだん通い慣れた1.5車線の道が、地図と同じ曲線を描いて山に吸い込まれています。見えるのに通れないのが悔しいというか、来年には通り抜けしたいものです。

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 ついでにいで湯館の脇にある小松淵観音にも登ってみました。急な鉄階段を上った先に展望台がありまして、温泉街や希望大橋がよく見えます。

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