何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

続・磐梯吾妻こんなところに行ってきた







GR DIGITAL IIIで撮影


話は昨日の続き。
宿は小野川温泉手前にある「やまぼうし」のコテージで、ここが非常に良いところでした。
もともと企業の保養所だったところを地元の建設会社が買い取って、
2年前に旅館として開業した新しい宿で、部屋も温泉も設備は申し分なし。
さらに民宿並みの料金で夕食には米沢牛のすき焼き、朝食にはウコギ飯が出てくる豪華さ。
女将さんやスタッフさんにも非常によくしていただいて、すっかりお気に入りの宿となりました。
宿を辞して4人で松ヶ岬公園をぶらついた後米沢駅へ。
新幹線で帰ることになったTAKAさんを見送った後、3人で西吾妻スカイバレーを目指します。
旧道で船坂峠を越え、白布温泉で西屋の湯をもらい、白布大滝を見物。
無事スカイバレーを越えたところで、これから関東に帰るというお二方とはここでお別れ。
「いろいろありましたが面白かったですねぇ。みんなで力を合わせて成し遂げた旅でした。」と、
再会を約束し、別の方向へと走り出します。








そのままスカイバレーを引き返して帰ってこようかとも思ったのですが、
せっかくだから荒井はそのまま磐梯吾妻スカイライン方面へ。
地震後の復興支援か、今年も磐梯吾妻界隈の有料観光道路が
ことごとく無料開放されてるので、この期を逃す理由もありません。
そのまま福島郊外から国道399号線に乗り継ぎ、
山形に戻ってきたのでありました。


バイクが動かなくなったり、道に迷ったり、予定どおりにいかなかったり等々、
普通の人ならこれを「踏んだり蹴ったり」と評するのでしょう。
しかしそういうものを含めて楽しんでしまうのが旅人という生き物。
そのたびに人の縁というものに助けられ、深く感じ入る旅となりました。