何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ようやく十部一峠に行ってきた


(画像はGR DIGITAL IIIで撮影)


ようやく今期はじめて、国道458号線十部一峠に行ってきました。
今年は派手に道が崩れたそうで、
今期は通れるかどうかも判らないと噂されていたのですが、
さすがに10月ともなると見事に復旧し、無事通ってくることができました*1






崩れていたのは肘折側ゲートから3キロ付近、水無沢を横断する地点
郡界15km」の標識があるところです。
崩壊当時の様子を紹介したblogさんによれば、
沢のところだけごっそり道がなくなっていたようですが*2
現在はすっかり工事も終わり、以前と見違えるようになっていました。
件の標識も新しいのに取り替えられています。
整地されたおかげで河原の薮が消え、沢のそばには
芋煮会にちょうど良さそうな広場もできていたのでありました。
「水無沢」が水で崩れたというのも皮肉な話ですな。


水無沢の他にも、路肩が少し崩れていたり痛んでいる場所をちらほらと見かけました。
この国道ではおなじみの光景なのですが、今年は特に大雪と地震でひどくやられたようです。
一方、復旧工事で懸念していた舗装化はほとんど進んでおらず*3
458号線名物未舗装区間が去年と変わりなかったのは、酷道ファン的に嬉しいことでした。





峠は知る人ぞ知る紅葉の名所でもあります。
間もなく紅葉の時期ですが、山はまだ色づき始めたばかりで、
見頃にはいま少し待たなければならないようです。
あと一月もすれば冬期通行止めとなりますが、
紅葉の時期に合わせてあと1回は走っておきたいものです。






帰りはちょっと変わった道を通ろうと、林道を乗り継ぎ、葉山を越えて戻ってきました。
寒河江側峠口の幸生からは、葉山高原牧場や葉山山荘に至る道が延びてまして、
そこから林道岩野大円院線に乗り換えれば、反対側の村山市岩野に出ることができます。
標高が高いせいか、葉山の方は十部一峠よりも紅葉が進んでいるようでした。

*1:7月末に復旧工事が終わっていたようです。

*2:プレス資料。http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2011/05/25171032/press_file01.pdf

*3:もともと水無沢のあたりは以前から少し舗装されてました。