たき火で湯を沸かしながら携帯電話を充電できる「発電鍋」を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)とベンチャー企業のTESニューエナジー(大阪府池田市)が共同開発した。 炎と水の温度差を利用して電気を作り、災害時などの非常用電源として、来週にも発売する。 東日本大震災で停電が続き、携帯電話が使えなくなった事態を受け、製品化した。鍋底の外側に熱発電板(6センチ四方)を取りつけ、たき火など500度程度の炎で熱すると、100度までしか上がらない水との温度差で、熱発電板の中を電子が移動して電圧が生じる。これにより発電し、携帯電話などを充電できるようにした。9日、つくば市で行われた実演ではたき火で3〜5時間で充電できた。
面白い技術でありますが、3〜5時間も焚き火を続けるとなれば、
それなりに薪が必要になるわけでして。