何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

王将で行列おめでてーな

餃子の王将芸人による盛り上げのおかげもあって、いまや餃子の王将は若者の聖地として認知されている。東京では大阪ほど店舗数はないが、下北沢店などは平日・休日を問わずいつも大行列。早く安く美味い定食の代名詞として大賑わいだ。

王将はかつての吉牛ポジションを、完全に奪ってますよねぇ。


「吉牛コピペ」に示されるように、10年前、
若者御用達のキッチュでディープな軽食チェーン店といったら、吉牛が定番でした。
「つゆだく」「大盛りねぎだくギョク」等々、符牒のような変わった注文方法を
どれだけ知っているかで吉野家通を気取る輩も多く、
同様の企画で採り上げられるとしたら、吉牛以外にあり得ませんでした。
ところがその後のBSE騒ぎによるつまづきや安売り路線の行き詰まり、
ゆで先生に対する仕打ちの暴露等々ありまして、その名は地に墜ちた感があります。
吉牛なんて今日日はやんねえんだよ、と。
このあたりに荒井は一時の勢いだけで持ち上げたり群がったりすることの
むなしさとでもいったものを感じてしまうのです。
かつて「勝ち組」ともてはやされていたというのに!


山形には大阪王将しかありません荒井でした。