何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

魅せるデモ

「イースII」の昔から、ゲームの導入としてアニメーションやムービーを使った例はよくあります。
ところが数あるアトラクトデモの中で、自分が一番好きなのは、
バーチャルボーイの「ギャラクティックピンボール」だったりします。


ギャラピンのデモは至って単純なもので、ゲーム中の画面を見せるだけのプレイデモです。
ただしそこで見られるプレイというのがやたら上手で、例えば役を揃えてミニゲームが出現するところとか、
ボーナスターゲットを一網打尽にする場面とか、ジャックポット獲得の瞬間といったスーパープレイを、
カッコいい音楽に乗せてテンポ良く、これでもかと見せつけるのです。


やたら豪勢な映像表現に走っただけのデモも多い現在、
カッコいいプレイというのはそれだけで見る者を感動させ、
なによりもプレイヤーを惹きつけるデモたり得るのですな。