何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

登録すりゃいいってもんじゃねぇ

文化庁は23日、日本が世界文化遺産への登録を推薦していた「平泉?浄土思想を基調とする文化的景観」(岩手県平泉町、奥州市、一関市)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)が、「登録延期」をユネスコに勧告したと発表した。7月に開かれる世界遺産委員会で審議されるが、勧告通りに決まれば、推薦書の書き直しが必要となり、結論は10年以降に持ち越しとなる。

言うまでもなく、中尊寺の歴史的・文化的価値はすばらしいものですが、
日本において「世界遺産」は観光の起爆剤となる「ブランド」程度に
捉えられているような気がするので、
なんでも登録しようとするのは正直どうかと思います。