何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

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この禁播令は、国産のテレビアニメを振興させることや、中国の青少年が日本文化の影響を受けすぎないようにすることが主な目的だ。また、日本アニメの中には暴力に傾いたものもあり、青少年の情操教育を妨げるのでそれを阻止し、中華民族の伝統的な文化に対する尊敬の念の養成と健全な精神形成を促進する、ということも重要な目的とされていた。 たしかに『デスノート』は、禁播令が出た後に、大きな騒ぎとなった(『デスノート』は、死神が落としたノートを拾い、犯罪者を次々と殺害していく高校生、夜神月=ヤガミ・ライトと、彼を追う探偵「L」との頭脳戦を描いた物語。週刊少年ジャンプで連載されて大ヒットし、映画化、テレビアニメ化も行われた)。中国で出回った『デスノート』の海賊版『死亡筆記』は、主人公が拾った死神のノートを模して、自分が心の中で憎んでいる相手を殺すための手段と殺害日時などを書き込むもの。少年少女たちが先を争ってそれを購入し、実際に殺したいと思う人の名前と殺害時間、殺害方法などを書き込む「遊び」が流行ってしまった。日本の原作とは全くかけ離れた形で、「売らんかな」精神だけで暴走したのである。

Gちゃんをアニメ化して放送すればよかったかも。
中国作画のMUSASHIだったらどうなった荒井でした。