何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

多いけりゃいいってもんじゃない

「だいなあいらん」と「イースV」をやって以来、つくづく思ってることなんですが、
登場人物が多ければ物語が面白くなるとは限らんのです。


「だいな」はゲームアーツがサターン用に出したデジタルコミックAVGで、
漫画家竹本泉先生の全面的な参加によって作られています。
主要登場人物は3人だけで、これ以外の登場人物はほとんど出てこないのですが、
にもかかわらず、密度の濃い面白い物語が繰り広げられます。


一方で「イースV」は登場人物はやたらと多いのですが、
その内容は当サイトで採り上げているとおり、中途半端で物足りないものです。
人数こそ多いものの、その多くは「村人A」でも間に合う程度の存在です。


登場人物とは、作中で明確な役割を与えられて果たしてこそのものなのだなと思う次第。
それを別の言葉では、「存在意義」と言うわけですが。