何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

笠取峠


昨日はローライ35を持ち出して、鶴岡市の笠取峠に行ってきました。
笠取峠は由良のすぐ南にありまして、小波渡と三瀬を結んでいます。
峠とは言うものの、その実際は海に臨む断崖に切られた険しい細道で、
笠取の名は、ここを通る旅人が、海から吹き上げてくる風に笠を吹き飛ばされたことに由来します。


旧い道は遊歩道となってまして、日本海の絶景が楽しめます。
それだけに地元の方の散歩道となっているようでして、峠歩きを楽しんでいらっしゃる方をよく見かけます。
義経逃避行の伝説や、三瀬に気比神社が残っているあたりから、
古来、文化の通り道になった峠でもあることが伺えます。
行った時は夕方近くて、写真を撮る際、逆光に悩まされました。