何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「やまがたの峠」を手に入れた




古本屋に頼んでいた本「やまがたの峠」が届きました。
山形の峠巡りなんてことをやっている荒井ですので、この本の存在は前々から知ってまして、ぜひ欲しい一冊だったのですが、
30年ほど前に出版されたものですので現在はもちろん絶版、なかなか手に入れられませんでした。
ところが先日、ネット上の古本屋サイトで在庫を見かけたので、おおあわてで注文したというわけです。
これで読みに行くために、わざわざ他の町の図書館まで行かなくて済むというもんです。ありがとう文生書院!


編集は読売新聞山形支局、あとがきによれば地方版に週一で二年ほど連載された記事をまとめたもので、当時の新米記者が担当していたそうです。
出版は高陽堂書店、地元の本屋さんですが、現在出版はやっておらず、大野目で医学書を商っています。
冒頭を飾るのは真壁仁御大による推薦の文句。以下、山形の有名無名六十五の峠の紹介が続きます。
笹谷峠に六十里越といった、山形峠界の大御所はもちろん、通好みの狐越に与蔵峠、それに荒井の知らない峠まで、山形の主要な峠を網羅してまして、
山形探索をする人間にとっては、まさにヨダレがダラダラ出てくるような快著であります。
タネ本として、大事に読むことにいたします。