何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ムダイ

テレビ番組や書籍など多くのメディアで取り上げられ、見直されている日本語。その中でも人気なのが漢字。毎日、目にしている漢字だが、活字離れが叫ばれても、パソコンやケータイ電話の普及も追い討ちとなり、書けない漢字、読めない漢字が年々増えている人も多いという。


私たちは、日本語の表記(文字)について考え、その改革をめざして運動しています。  漢字は字数があまりにも多く、また、使い方も音読み・訓読みそれぞれいろいろあり、規則性がなさすぎて学習にムダな時間がかかり、しかも日本語の本来のすがたをゆがめています。また、もとからの日本語にたいしては、漢語の乱用の結果、これにおきかわってしまい、そのため聞いただけでは分かりにくい言葉が多くなっています。  漢字をあつかうことのできるパソコンやワープロの出現により、漢字による事務の非能率についての問題も解決されたかのように考える人もいますが、漢字変換をしなければなりませんので非能率はかわりません。  カナモジカイは、この問題に早くから気がついた人たちにより、1920年に創立され、日常使う文字としては、漢字を廃止して、横書きのカタカナを用いることをことを訴えて運動してきました。世間ではカタカナは読みにくいと感じる人が多いのですが、これは書体の改良によって解決できます。



世間で難読漢字クイズがはやっているというお話と、漢字に頼らずわかりやすい日本語を使おうと呼びかける団体のお話。
まぁ、識字率の高い日本だからこそこんな事が言えるわけでして。


その昔、荒井がMSXパソコン通信をしていた頃。当時のパソコンは漢字が使えないのがあたりまえだったので、
メールや掲示板のやりとりは、もっぱらひらがなとカタカナのみでした。
単語は「」でくくるだの、間に空白を入れるだの、読みやすくするためにあれこれと工夫したものですが、
その癖はいまだに抜けきらないようで、MSXとは比べものにならないほどの漢字が使える現在のパソコンでも、
強調したい時など、単語に「」をつけてしまいます。


荒井は名詞や動詞、形容詞など、漢字で書いた方がわかりやすいと思うときは、ふりがなを振ってでも漢字を使ってますが、
一方で「できる」を「出来る」と書いたり、「する」を「行う」と書くなど、意味のない漢字は使わないように心がけてます。
意味のわかりやすさと、ぱっと見た時の読みやすさを考えてのことなのですが、どれほど成果が上がってるのかはわかりません。
gooのふりがな機能で「行ってきた!」を「おこなってきた!」と読まれて悲しい荒井でした。どう考えても「いってきた!」だろって。