何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「フェルガナ」への要望

今回の物語は、フェルガナ地方に関する不吉な噂を耳にしたアドルが、親友ドギと共に彼の故郷であるフェルガナ地方レドモンドの街を訪れるところからスタートする。リリースには「ドギの幼なじみのストダート兄弟をはじめとする新たな人々との出会い。壮麗なバレンスタイン城*1でうごめく、いくつもの陰謀」とある。  さりげなく新たなストーリー展開を覗かせつつ、「イース III」のイメージを象徴する存在である“バレンスタイン城”をキーワードに持ってくるところに同社のうまさが感じられる。ティザーとして公開されたスクリーンショットにも「イース III」のヒロインであるエレナの姿も確認できる。ファンにはたまらない「イース」シリーズ待望の外伝的フランチャイズといえそうだ。



ゲーム内容が大幅に変わりそうなところは大いに期待しているのですが、
物語面で「エルディーン」とか「エメラス」を持ってくるのは勘弁していただきたいものです。
もともと「ワンダラーズ」は、それまでのシリーズとは全く異なることをしようとした作品でした。
イースIV」以来の「やってしまった」設定に「ワンダラーズ」を組み込むことで、
シリーズがかえって旧弊に囚われてしまうのでないかというのが目下の不安です。
「VI」でナピシュテムを破壊して、せっかく「旧来の因縁は断ち切られた」とやったのですから、
有翼人文明」とはもうおさらばして欲しい懐古主義者荒井なのでした。


……でもまた、日本ファルコム、やっちゃうんでしょうなぁ。

*1:正しくは「バレスタイン城」。この城の名前は誤植が多い。