何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

南の島の奇習

歴史的には2・26事件のあった日ですがそれとは関係なく。

国産大型ロケット「H2A」7号機が26日、鹿児島県・種子島の宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターから打ち上げられた。03年11月の失敗から1年3カ月ぶりの再開で、気象衛星「ひまわり5号」の後継となる運輸多目的衛星新1号(MTSAT−1R)を予定通り分離し、打ち上げは成功した。揺らいでいた信頼をつなぎ留め、停滞していた日本の宇宙開発が再び動き出す。



種子島に行ったという方から聞いたお話。
残念ながら、荒井は種子島は行ったことがありませんが、
いつかぜひ拝んでみたい光景であります*1


ロケットの打ち上げがある日、島民は打ち上げセンターを臨めるところに朝から集結し、
酒盛りしながら打ち上げの瞬間を待つのだそうです。
発射の瞬間に盛り上がりは最高潮に達しますが、
打ち上げを見届けると波が退くようにさっさと撤収していくそうです。


「ここしばらく失敗続きだったから、目の前で打ち上げ失敗を見た島民の方々は、
だいぶんがっかりしていたでしょう?」と荒井が訊ねてみると、
意外にもそうではなくて、失敗したら失敗したで「あ〜。見事に失敗したなぁ!」と、みんなで笑っていたそうな。


ロケットの打ち上げは種子島最大の娯楽なのかもしれません。

*1:個人的には屋久島よりも興味あり