何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ボケの接頭辞としてみる場合

新潟県中越地震の地滑りで、山古志村小千谷市を流れる芋川にできた「天然ダム」について、国土交通省は12日、今後は「河道閉塞(かどうへいそく)」と呼ぶことを決め、関係機関にも同調を求め始めた。地元から「『天然』という言葉には『美しい貴重なもの』というプラスイメージがあり、被災のひどさが伝わらず、違和感がある」との声が上がっていた。 同省によると、「天然ダム」も「河道閉塞」も、河川が土砂崩れなどでせき止められたことを示す学術用語。同省は地震発生直後から、両方の言葉を併用してきたが、「天然ダム」の方が規模が大きなものを示し、「現地の5カ所は天然ダムのイメージに近い」(同省河川局)。このため、「天然ダム」は使用禁止ではないが、積極的には使用しないことにしたという。



「天然ボケ」という言葉が、褒め言葉であるかどうかを考えると。
よく考えれば、天然というものが必ずしも人間を生かそうとするとは限らないのです。