何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

絶叫マシン

27日午後0時15分ごろ、岡山県倉敷市下津井吹上の遊園地「鷲羽山(わしゅうざん)ハイランド」で、ジェットコースター「チューピーコースター」(定員20人、5両編成)が、強い向かい風を受けて上り坂を越えられずに逆走し、高さ約7メートルの軌道上で停止した。子供2人を含む乗客11人は係員に誘導され、軌道脇の点検用通路を歩いて避難した。けが人はなかった。 乗客らによると、終点直前の最後の上り坂付近で向かい風が強まって速度が落ち、逆走し始めた。U字形の谷間を数回行ったり来たりして停止したという。 乗客らが避難の際に歩いた軌道脇の点検用通路のうち、最も高い最後の上り坂は地上から約15メートルあり、途中で立ちすくんで泣き出す女性もいた。 同遊園地は風速15メートル前後の強風の場合に運行を見合わせているが、この日は園内の風速計では2〜3メートルしかなかったといい、平常通り運行。このトラブルの後で、運行を中止した。 同コースターは1周約600メートルで、瀬戸大橋を一望できる鷲羽山付近(標高約150メートル)に設置。遊園地側は「お客様に不安な思いをさせ、申し訳ない」と話している。 高知県春野町から遊びに来て乗り合わせた女性(26)は「係員が発車前に風で止まるかもしれない、と話していましたが、本当に止まるとは……。避難路の下は何もなく、怖さのあまり足がすくんだ。友達は泣き出すし、大変でした」と話していた。



皆さんスリルを求めて絶叫マシンに乗るわけですが、
本当に怖い状況に陥ると誰も喜ばないところをかんがみるに、
絶叫マシンとは安全が確保されてこそのものなのでしょうな。