何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

他愛のない審美眼

http://www.g-mark.org/index.html


受賞製品を見ていてふと思う。
個人的な好みや美意識の問題なのではあろうが、
「グッドデザイン」とはいうものの、なにか傑出してるとか、
他とはまるで違うとか、今でも全く古くないと感じさせるものはなかなかないなぁと。
濫発しすぎなような気がします荒井でした。

殺人機械の逆説

「復讐(ふくしゅう)した。彼を地獄に行かせてやれ」−。リビアの元独裁者カダフィ大佐が殺害された中部シルトで、反カダフィ派の戦士はAFP通信にこう語った。国民評議会傘下の戦士たちは、自動小銃を上空に向けて乱射して歓喜に沸き、カメラに向けて誇らしげにVサインを掲げた。

確かに、永年にわたってたくさんの人を殺した独裁者ではあるのだが、
それを倒した人々もまた、人間を一人殺したことに変わりはないわけで、
「自らのために人を殺した」という点では、
どちらも同じものをはらんでいるのかもしれないなぁと言ってみたりする。
とりあえずリビアの人々が笑顔で暮らせる未来を願います荒井でした。