何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

ウミネコが駆け巡る今

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 6月に飛島に行ったとき、当然百合島も見てきました。奴らはだしぬけに島から浜に飛来してはフンを落っことしていくので、わりと油断がなりません。小松浜から双眼鏡で観察したんですが、「爆撃」が恐ろしくてじっくり見られませんでした(泣)。

ナゴヤ球場でその名を見かけるイメージ

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中身はエナジードリンクみたいなもんでした。

 例によってお題と記事は関係なく、先日「お嬢様聖水」という変わったジュースを飲みました。
 名前のイメージからなにか「維力」とか「タヒボベビーダ」*1みたいなかんじの飲み物かと予想していたんですが、中身はオロナミンCみたいな炭酸系、ともすれば漢らしい栄養飲料で、意外に感じたのでありました。
 どこが作ってるんだろうと缶の裏を見たところ、製造元はかのチェリオ。なるほどな、と腑に落ちました。

*1:そもそもこの具体例わかるやついるのか

峠が平坦な尾根道だから

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 与蔵峠に出入りするたび、トレイルランニングにちょうど良さそうだなとおもうんですが、取り付きとなる羽根沢林道の登りがなかなか急なので、登山道に行くまでが大変そうだなとおもったのでありました(おい)。
 ところでまぼろしの滝群を巡る大芦沢のコースは永らく気になっているのに、まだ行ってないなぁ。

「Dr.のラーメン屋参り」




 レトロコンピューティング者だったら「マイコンBASICマガジン」ことベーマガはご存じでしょう。80年代を代表するパソコン雑誌で、その後の日本コンピューターシーンに与えた影響は大きなものがありました。
 そのベーマガで忘れてならないのは、個性的な編集部員の存在でしょう。影さん、編さん、Dr.Dに紅一点のつぐ美ちゃん。当時のパソコン雑誌において、編集部員は「キャラクター」と見なされていたものでした。特にベーマガはその傾向が強く、編集部員が人気キャラとして確立していた感があります。それは掲載プログラムにも反映されたもので、ベーマガには彼ら編集部員が登場するゲームプログラムが数多く投稿されては掲載されたものでした。
 というわけで今回ご紹介する「Dr.のラーメン屋参り」(86/12)は、そうしたベーマガの人気者が登場する投稿作品の一つであります。

今気づいたけど「妨害」の字間違ってます

 本作は固定画面・面クリア式の追いかけアクションゲームです。主人公はおなじみデバッグ博士Dr.D。敵役はグータラ編集部員*1影さん。神頼みの御利益で増長した影さんに逆襲すべく、Drが神のお告げに従い百軒のラーメン屋でアルバイトするという、わけのわからんストーリーがあります。なぜラーメン屋で修行すると影さんが歯向かえなくなるのかは知りませんが、当時の自作ゲームのストーリーはどれもこんなかんじでした(おい)。





 Dr の攻撃手段はビームです。これを影さんにぶつけてやりましょう。影さんが撃ってくるビームに当たったり、影さん本体とぶつかると体力が減り、0になるとワンミスです。一方的に攻撃できるよう、うまいこと影さんを誘導して地形に引っかけて立ち回るのが理想です。
 影さんにビームを2発当て商店に入ると、ラーメン屋でバイトができます。商店とラーメン屋の建物は別々で、バイトする前に商店に寄らなければない仕様です*2
 ラーメン屋さんでのバイトとは、ただの反射神経テスト(おい)。画面下にラーメン屋の看板がランダムに明滅するので、表示されている間だけスペースキーを押します。好成績を収めると体力が回復します*3。かくして各面10軒あるラーメン屋全てでバイトをすれば面クリア。全10面をクリアして、Drの復権を目指しましょう。

前作「影さんのお百度参り」。良質な追いかけアクションゲーム。

 実はこのゲーム、前作があります。その名も「影さんのお百度参り」(86/5)。こちらは影さんが主人公で、ゲームの内容はほぼ同様、影さんとDrがビームで闘う固定画面・面クリア式のアクションです*4
 「ラーメン屋」は前作「お百度」のグレードアップ版とでもいった内容です。敵の攻撃方法のバリエーションは増え、ルールもより複雑になり、グラフィックはよりカラフルになりました。ステージ表示にはページング機能を使うなど、技術面でも変わったことをしています。単体のゲームとしては、そこそこの出来は保っていると言ってよいでしょう。

「ラーメン屋参り」エンディング。
二番煎じであることは作者さんも気にしていたらしい。

 しかし正直なところ、ゲームとしておもしろいのは前作「お百度」の方です。前作は適度な難易度・ゲームバランス、明快さ、テンポの良さ等々の長所を備えており、良作と言ってよいです。一方「ラーメン屋」は数々の「グレードアップ」のおかげで、これら前作の良さがことごとく損なわれてしまった感があります。荒井は2面でイヤになって、改造してエンディング見てやりました(おい)。
 続編であるからには、前作を越える何かを追加しなければならない、という課題は、ゲームに限らず創作物には常につきまとう問題でしょう。しかし無理にひねり出したようなアイディアやとってつけたようなフィーチャーは、かえって蛇足となってしまうのです。

*1:誌面では編集部のトラブルメーカーという「設定」で登場することが主でした。コメディリリーフのような存在で、読者人気も高かったのでありました。

*2:関係ないが今田商店さんのつけめんすごいうまいよ。

*3:逆に成績が悪いと減らされます。このミニゲームはっきり言ってつまらんです(おい)

*4:この前作で影さんが満願成就したおかげでDrが影さんに頭が上がらなくなり、続編でDrが逆襲するに至るという設定になってます。

厚焼き卵サンドうまいよ

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たいようパン株式会社 公式HP


 山形県民なら誰もが知っているたいようパンが事業再生に乗り出すというおはなし。ベタチョコを見かけたら買ってしまったり、年に数回は高畠の直売所に行く程度にたいようパンはお気に入りなので、経営が苦しいという印象がありませんでした(おい)。直売所いつ行っても賑わってるのになぁ。