何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

おっさんがレコードプレイヤーの前に座ってるやつ

 今頃になってようやく、ドナルド・フェイゲンの「ザ・ナイトフライ」を買って聴いてみました。CDのやつ。音の良さで知られるアナログ盤に対し、CDは版によって音質がけっこう違うそうなので、どれにするかひとしきり調べた結果、紙ジャケ版にしときました。バカ耳なんでそんな違いは判らんとおもうけどな(おい)。
 歴史的名盤というやつなので評価はすでに定まってる上、荒井の底の浅さが知れるので何か云々するのはやめときます(おい)。

マウスまた新調した

 マウスのボタンの調子が悪くなったので、また新しいマウスを買いました。これまで使ってたのはロジクールのM500。しかし使ってるうちそれほどの高性能は必要でもなかろうということで、同社のもっと安いG300マウスを買ってみることにしました。
 聞き手を選ばない左右対称デザインゆえ、ページ送りボタンが親指の右手で操作できる位置になく、そこだけ毎度戸惑います。そういうもんではあるのですが。というわけで今回のネタはこのへんでおわり(おい)

「十五・二十五」

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 入力はしばらく前に終わってたんですが、例によって書くのを先延ばしにした結果、紹介が遅れてます(おい)。というわけで本日はMSXプログラムネタ。Mファン89年12月号より「十五・二十五」です。


 「数取りゲーム」はご存じでしょうか。二人で交互に一つないし三つの数を順に取り合い、最後の数字を取ったら負け、というやつ。本作はその数取りゲームと五目並べを合わせたような対戦テーブルゲームです。
 基本ルールは次のとおり。5x5のマス目で構成される盤上に、二人のプレイヤーが交互に数を置いていきます。置ける数は0~9まで。連続する縦・横・斜めいずれか5マスに置かれた数の和を先に15か25にしたプレイヤーの勝ちです。題名の由来ですな。


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 数取りゲームには必勝法があることが知られています。同様に単純に数を置き合うだけでは、簡単に勝ててしまってゲームになりません。というわけで本作はルールにひねりが加えられてあります。それは先手と後手では置ける数が違うというもの。先手は偶数、後手は奇数しか置けません。ですのでこの数を置けば勝てる、という段階になって、それが自分が置けない数だと負けが確定します。さらに勝利条件となる合計の数が「15」と「25」ですから、15を阻止しても25を作るのに成功させてしまう可能性もあります。これらルールの工夫によって、対戦ゲームとしての完成度が格段に上がっています。

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充実の難易度選択。

 さらに本作の優れているところは、対人対戦のみならず、5種類の難易度を選べる対COM対戦ができること。その上COM対COMの対戦も可能で、プレイヤーはコンピューター同士の戦いを観戦するという楽しみ方もできます。にもかかわらずリストが短めなのもいいところです。
 思考ルーチンはなかなかうまいことできています。よくよく考えて数を置かなければ勝てないでしょう。荒井は最低難度でもまともにやってまだ勝てた試しがありません...といってもやったの3回ぐらいだけどな!(泣)

あんずジャムまた作った

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今度は500gがコレになった

 先日あんずジャムを作った際、セミドライ処理にしくじったのが心残りで、またあんずジャムを作ってみました。杏の旬は短いので、できるうちにやっておかないとまた来年、になってしまいます。よってけポポラでまた東根産の杏を仕入れてきて、もう一度挑戦です。

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セミドライ処理成功例。うまく水気が飛ぶとこうなる

 例によって半分に割って種を取り、温度に気をつけ100℃に設定したオーブンで水気を飛ばすこと1時間。今度はドロドロにならず、うまいこと半乾きになりました。この時点で500g入りのパックが420gに。こちらに重量の40%で170gほどの砂糖を合わせて一晩おいてから、また鍋で煮詰めることしばらく。狙い通りに果実がゴロゴロ残った感じに仕上がりました。分量はだいぶ目減りして、できあがったのは300ml瓶1本分です。
 セミドライにしくじったとはいうものの、オーブンで十分火を通す前回の製法は歩留まりがよかった上、仕上がりが滑らかです。あれはああいうものとしてアリですな。

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傍目にはエビチリに見えないこともない

 今年は杏を都合3.5kg仕入れて、うち約2.5kg足らずをシロップ漬けに、残り約1kg少々をジャムにしました。シロップ漬けは450ml瓶x6と200ml瓶x1。ジャムは300ml瓶x3。使った砂糖は1.2kgぐらい。今後の参考にメモしときます。
 そろそろ杏の季節も終わりですので、今年の杏仕事はこれでおしまいです。来年も杏が手に入るなら、杏仁豆腐でも作ってみようかしら。

毎年今の時期が見頃です

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 というわけで今度は山形市は高瀬と山寺方面に紅花を見に行ってきました。紅花はかつて染料の材料として莫大な富をもたらし、現在も県花に指定されているくらい山形を象徴する花なのですが、その割に栽培されているところがあまり多くはありません。染料としての用途が激減して作付け面積が減ったのはもちろん、連作障害が出やすくて栽培がなかなかにむつかしいのだとか。
 荒井が初めて現物を見たのは三十過ぎたあたりのこと。山形と紅花の歴史は知っていても身近な植物というわけではなく、実際に見に行こうとしなければなかなか拝む機会がありません。
 県内では他にも白鷹町や中山町あたりの花畑が有名です。盛りのうちにこちらも見に行ってみたいもので。

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山寺に行ったからには当然コザブさんにも寄ってきたぜ

毎年今の時期恒例のやつ

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 というわけで今年も出塩の文殊堂にあじさいを見に行ってきました。ちょうど今週末あたりが見頃と言われていたので、混み合う直前に行ってきたというわけです。毎年知名度が高まりつつある感がありますな。というわけで今日のネタはこのへんで終わり(おい)。