何とか庵日誌

本名荒井が毒にも薬にもならないことを書きつづるところ

「手榴弾を投げろ!!」

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ホイツァーなんてものはない


 打ち込みはけっこうはかどっているんですが、デバグと動作確認、なによりネタ書き(おい)にまとまった時間を要するため、紹介が滞ってます。というわけで今回ご紹介するのはまたもや「アクションゲーム38」より「手榴弾を投げろ!!」です。


 舞台は戦場。プレイヤーは一歩兵となって、動き回る戦車をやっつけるのが目的です。攻撃方法は手榴弾。手榴弾を命中させれば戦車を仕留められますが、戦車には大砲が積んであるので、近づきすぎるとズドンです。手榴弾の射程は5キャラ分。対する戦車は3キャラ分。この間合いの差がゲームの要。当てるためにはある程度近づかなければなりませんが、近づきすぎるとやられます。攻撃するにはリスクを冒さなければならないという、ゲームにおける駆け引きの基本がここに見られます。
 さらに戦車はプレイヤーに近づきながらも、気まぐれにあっちへ行ったりこっちへ行ったりします。このランダムさを採り入れた動きが単純ながら一筋縄でいかず、適度な難易度に一役買っています。射程に捉えて投擲したところ、だしぬけに射線から逃れて当たらない、なんてこともしばしばです(泣)。


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塹壕バリケード。念入りに掘らないと斜めに抜けられるぞ
 手榴弾が着弾した地面は穴が空き、戦車もプレイヤーも通れない障害物となります。手榴弾には弾数制限がなく、ある程度の速射が可能です。これをうまく利用して塹壕を作り、戦車を足止めした上で狙い撃つ、という作戦が有効でしょう。オーガに踏み殺される歩兵になったような気分が味わえますが、「OGRE」なんて知ってる奴いるのかしら(おい)


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元祖対戦車SLG「OGRE」。発祥はボードゲーム
日本版はシステムソフトから出てました。